シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

杖のおじいさん

今日、わんこの散歩中におじいさんに声をかけられました。
13歳の愛犬を亡くしたそうで、写真まで見せてくれました。
元気に散歩した後、いつも通り体を拭いてあげて、抱っこしたら突然体を伸ばして、そのまま旅立ってしまったそうです。
 
このおじいさん、実は知っています。(おじいさんは私とわんこを覚えてはいないようでした)
散歩中に会うと、よく杖であっちに行け、しっ、しっとされました。
今思えば、小型犬の愛犬が襲われても、足の不自由なおじいさんには守れないから、半径5m以内に来て欲しくなかったのでしょう。
「小型犬だから、防衛してあの態度なんだね。」とは分かっていましたが、こちらは何もしていないのに(おじいさんの犬が吠えることの方が圧倒的に多かったのに)、しっ、しっとされるのは不愉快で、避けていました。
 
亡くなったわんこにとっては、自分を守ろうとしてくれる優しい飼い主だったんですね。
すごく可愛がっていたんだな~というのは、話していて感じましたし。
 
どういうきっかけで旅立つかわからないな~
自分のわんこを大事にしつつ、まわりを不快にしないようにして、って考えて行動しないと難しいな、
 
・・・・・いろいろと考える出来事でした。