シンプルライフへの遠い道

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わんこへの共感力と毒親かどうか

これも毒親育ちの友人と話したことの一つ。
友人も自分の両親のことでは悩んで、私と同じくあれこれ本を読んだりして情報収集したそうで、基礎知識も共通していて話がしやすかったです。

ちょうど一年前に姉宅に行った時見た、姉のわんこへの言動が引っかかっていたので、その話をしたら、愛犬家の友人は、「会ったこともない友達の家族のことを悪く言いたくないけど、虐待の世代間連鎖だね」と言いました。
やっぱりそうなのか。共感力なさすぎるよな・・・。わんこの気持ち、全然考えてない。考えようともしていない。私にはとてもできないことを平気でやっている。

友人には、「お姉さんがわんこを手放したいって言ったら、いつでも引き取るから!」とまで言われました。やっぱり「虐待」だよな…。姉のことはそういう風に思いたくないけど。


姉家族は当時2歳の小型犬を室内で飼っていました。(多分今も飼っています)
夫婦フルタイムの共稼ぎで忙しいので、散歩は毎日は行っていないのは想像の範囲内でしたが、どうやら気が向いた時しか行かないようでした。
私が遊びに行った日は、散歩に行こうと思えば行けるスケジュールだったのに、行っていませんでした。

代わりに室内でおもちゃ遊びをしてあげている風もなく、「おもちゃどこだっけ?」状態。

わんこは家族が在宅中でも狭いケージに閉じ込め。エネルギー余っているし、かまってほしくて吠えると怒られる。

捕まえる時も、乱暴にわしづかみ。文字通り「ひっ捕まえる」やり方。

ケージにあるわんこのベッドも、何だか臭いし。

2年も飼っているのに、わんこが寝言を言ったり、いびきをかいたりすると知らなかった・・・どれだけ見てないんだか。

極め付けが、ペットホテルに預けると、ペットホテルの方が居心地がいいらしく、わんこが帰りたがらないという話を笑ってしたこと。ペットホテルを嫌がるわんこの話は飽きるほど耳にしていますが、帰りたがらないわんこの話はここだけ。平気で話すのも何だかな~です。

どう考えてもまともに世話やしつけが出来ている状態じゃないのに、わんこに、「可愛がられてるもんね~」と話しかけているのもショックでした。
これでいいと思ってる?これが一番問題だ!

もう一つショックだったのは、わんこを亡くした私に、「また飼えばいいよ!」と家電が壊れたなら買いかえればいいよ、な軽い口調で笑いながら言ったこと。
ペットを飼っていない人に言われても、「分からないよね」でスルー出来るけど、現在わんこを飼っている人がこの口調で言う??と驚いたのと、自分のわんこに愛着ないんだな‥(取り換え可能な存在なんだな)と感じました。



虐待経験者は、自分も同じことをするようになるか、親のようにはならない!と頑張るけど、どうすればいいか分からず甘やかしすぎたり、結局虐待してしまったりが多いと聞くけど・・・。
少なくともわんこに対しては「毒飼い主」だよな・・・。

私は、わんこに辛い思いをさせることに耐えられなかったです。
わんこへの思いやりとか愛情と言えば聞こえがいいですが、自分に重ねてしまい、かつての自分の辛さが蘇って「耐えがたい苦痛」になるのです。
わんこは私の愛が重かっただろうな・・・とは思います。
それも分かっていたので、かまいすぎないように気を付けてはいましたが、それでも重かっただろうな。

姉は逆。
私の想像で、事実無根の妄想ですが、おそらく自分の気持ちを厳重に封印しているから、共感する力が弱いんじゃないかな…。
姉は親のように、他者を嘲ったり、貶めたりはしません。感情表現が淡いだけな感じです。

でも、あの飼い方でOKだと思っているということは、やっぱり友達の言う通りなのかな。

姪の育て方でも気になっていたのが、ミルクを上げる時には、「〇〇ccは飲ませておかないと、すぐにお腹空かせて泣くから」と、私から見ると強引に飲ませている時がありました。
おむつの交換も、「〇時間たったから」な感じだったし。
姪の体調や気持ちを見ずに、マニュアルでやっている感じがしました。
私は子供がいないから分からないからね…と思っていたけど、あの時の違和感は、やっぱり…という感じです。


姪にとって毒母なのかは私には分かりません。
でも、わんこへの接し方から考えると、可能性があるよな。結構あるよな。
娘には思いやりと共感を持って接している人が、ペットには冷淡って普通ないよな。姉は「もともと犬嫌いで、いやいや飼っている」というわけじゃないし。


姪のためにも、姉が毒母ではないことを祈るばかりです。