シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

精神科医のアドバイス「あまり先を考えない」

金曜は午前中にマイナンバーカードの受け取りに行き、午後はメンタルクリニック受診。

夫の病気そのものや、状況の変化が目まぐるしいこと、今後への不安などが入り混じって落ち着かないことを相談しました。

「今の複雑な状況はどうしようもないですね。あまり先のことを考えると、キャパを越えてしまうので、考えないようにすることでしょうか。」

と言われました。

確かに、今後は分からないとはいえ、私は「今月中に夫が亡くなる」とは思っていないし、「GWまでに新居を決めないと住む場所がなくなる」とも予感はしていません。

これを「3年後」まで広げてしまうと、様々な可能性とそれに伴う不安がわきあがって、さらに辛くなります。

 

引っ越しについては、「今決断してもいいと思います。なぜなら、いられる期間が限られるとか、お金のことなど現実の問題があるから」

なるほど。

 

周りの人に言われたり、自分でも思っていることではありますが、「できる対処をしながら、先をあまり考えすぎず、一日ずつ進んでいくのがいい。」

結局はこの王道に落ち着くようです。

実行は難しいですが・・・。

 

 

今日は、夫の本を2箱ブックオフに送りました。

目標は、いつでも引っ越しができる量まで荷物を減らすこと。

物の処分も辛いです。これまでとは違う人生を送るしかないのだと現実を突きつけられるから。夫がいてくれる安心や経済的安定に支えられて、のんびり暮らせたこれまでとは違う道を行くしかありません。

 

今朝、旦那さんと死別した方に会いました。

「5年一区切りっていうけど、確かに、最初の2~3年は辛かったかな・・・。今も時々辛いけど、だいぶ落ち着いてきたとは思うわ」とおっしゃっていました。

 

ゆっくりでいい。

辛くても、ゆっくりとしか進めない。