シンプルライフへの遠い道

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知り合いに格下げ後 その11 本人の言葉に救われた

自分の中では、もう友人づきあいは出来ないと結論は出ているのに、未だに完全には実行できないでいるこの件。

彼女が自分の母親と音信不通になろうと思う、という話でくれたメールの文言を彼女本人に当てはめると、「あぁ、別に、私がどうして嫌になったか説明する必要はないし、気づかせる義務もないし、礼儀云々考えずにフェードアウトでいいんだ。だって、本人がそう言っているんだから」と思えて、かなりほっとしています。

 

自分勝手になっていく様を見ていくと、自分自身がどうすればいいか戸惑うこともあるのよね。

 ー中略ー

母が急に、もしくはどんどん変わっていく様が寂しい気もしました。

ただ、本人が自分で自覚しないなら、本人の問題だし、ほうっておくしかないよね。

 

私にとっては、このまんま彼女のことです。

 

30年来の付き合いなのに、ここ数年の間に、急に、私には無関心になり、自分のことしか考えない人になっていきました。それなのに、自分はいい友人でい続けていると信じて疑っていません(2月に会った時に本人がそういう趣旨のことを言いました)。

彼女が自分の母親の変化に戸惑っているように、私もどうすればいいかと混乱したり、相手の言動に怒ったり、自分が悪いのかと思ったり、色々やってたな~。

 

もう、罪悪感や居心地の悪さを感じなくていい。

彼女がやっている・やろうとしていることを、同じ理由で私がやるだけだから。

彼女はそれを、「本人が自覚しないなら、本人の問題だ」とはっきり言っているのだから。

 

 

こんなに時間がかかっているのは、

長年の付き合いだから、元に戻って欲しい希望にしがみついていた、

自分に友達が少ないので失うのが怖かった、

「どうして疎遠にするの?」とはっきり言われ、揉めるのが嫌だった・・・リスクを取りたくないばかりに、相手からフェードアウトしてくれればいいのに、と甘えたことを考えていた、

 

以前は違ったのですが、今は親との関係の再現になっていて、自分の「我慢できない、嫌だ」という気持ちと、「関係を切る」を現実感を持って認識するのにかなり時間がかかった。 これは、多くの人には分からない感覚だと思います。

暴走車が多い細道で、以前事故に遭ったのに、他に道はあるのに、性懲りもなくそこを通り続ける・・・事故の経験と、危険の認知と、今の行動を結びつける回線が切れているようなものです。子供の時は、そうしないと、生きていけなかったから。

親の保護や愛情がないと生きていけないのに、親は自分を愛しておらず、自分もそんな親に腹を立て、嫌っているなどと自覚しても、いいことはありませんから。・・・少なくとも、「合わないところもあるけど、仲良し家族」と自分を騙していられるうちは。

 

 

また揺れることもあるだろうけど、少なくとも、相手から連絡がないうちは、自分からは今回は絶対に連絡しないでおこう。