シンプルライフへの遠い道

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すぐやる!「行動力」を高める”科学的な”方法 菅原洋平著

著者は作業療法士
ついダラダラしたり、先延ばしにしたりする癖が抜けないので読みました。

気になったポイントは。。。ネタバレになり過ぎない程度に・・・

望ましくない刺激を脳に入れないこと
 ・先延ばしする悪い癖などを言語化して自分に聞かせず、「○○は出来た」といい方に着目する
 ・悪い見本(真似たくない他人など)を見ない、接触しない
 ・他人の「できた」を見ない → 自分は出来ていない、ダメだ、という流れになるから

脳を疲れさせない
 出来るだけルーティンにして、大事なことに脳を働かせる余地を作る
 
触感を大切に
 目を閉じれば視覚を、鼻をつまめば嗅覚を、耳を塞げば聴覚をブロックできるけれど、触覚はブロックできない。
 触覚が豊かになると体が動きやすくなる。

  触覚の話は個人的に響きました。
  わんこの癒しパワーって、これも大きかったです。
  撫でた時の手触り。身体の場所によって触った感覚も違うし、ハグしたり、ほおずりしたりでも違う。
  肉球のフニフニした感じとか・・・自分の感覚(自分自身)と繋がる大事な方法だったんですね。
  今はこれがないから、変な感じなのかも。

原因は一つではなく複合的なものではありますが、今は「脳の疲労に注意、ルーティン化」には特に気をつけようと思います。丁度気になっていたところなので。

年齢と共に、思考力は衰えなくても、一日に処理できる刺激量は減っていく(脳体力の減少?)気がします。これは、これまでの経験を記憶しておくことに必要な容量が増えて、新しい刺激に対応する余力が減るのかな…とふと思いました。
中高年向けに、「これまでの人生の振り返り(記憶の整理)」「物や付き合いを減らす作業」をして、次の人生ステージの準備をしましょう、という提案をよく見ますが、これは脳の容量の使い方整理とも考えられるかな・・・。
若い人は記憶が少ない分、刺激に対応できる・・・?
                      全く科学的根拠のない、私の思い付きですけど。


すぐやる!にしても、目標達成への継続にしても、「気合を入れる」より、上手く脳が働くように持って行く技があると断然楽みたいです。