シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

個人差は大きい

今日、一時間ほど立ち話した飼い主さん。

お孫さんの年齢からすると、多分、私の親世代(70代)。
4人きょうだいで、自分以外の三人はすでに他界されているとか。

飼っているわんこはもうすぐ12歳だそうだけど、「あの子は20歳くらいまで生きている気がする」とおっしゃる。
「年のせいか、頑固になっているのか、わがままなのか、わざと粗相したりする」ともおっしゃる。

う~ん。
ごきょうだいを亡くされているということは、多少は死を身近に感じる機会もあった、ということだろうと私は想像するけれど、それが、自分のわんこの老化の兆しと結びついて、「突然の別れもありうる年齢になってきたんだな」とは思わないらしい。

わんこの食欲もときどきむらがあって、手で食べさせないと食べないこともあるけど、面倒だから、「お腹がすけば食べるだろう」とご飯を下げたりしている・・・らしい。
う~ん、私だと、年齢からすると、病気まで行かなくても、消化機能の衰えとか、ストレスとか、そういう可能性もあるから、まずはそれを潰してから・・・と思うけど、違うらしい。
甘えにしても、年を取ると甘えん坊さんになる子が多いから、多少は甘やかしてもいい気もするけど、それも飼い主の考え方次第です。


本当に考え方や感じ方って個人差が大きいなぁ、と思いました。
わんこへのスタンスひとつとってもこんなに価値観や思考パターン、目を付ける場所が違う人たちが「職場」や「学校」に集まって、何かしようとしたら、そりゃ、トラブルも起こるし、楽しくない関係の方が多くて当たり前なんだな・・・と思いました。
こんな基本中の基本を学ぶのが遅すぎる私です。
いえ、以前から知識と体感で分かってはいましたが、改めて裏付ける経験がありました。