シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

同じ体験をした人

辛い体験の場合、病気でも、人生の大事件でも、同じ体験をした人と話すことが一番心の助けになる、とは良く聞くし、自分も毒親のことでは実際そうでした。
今はわんこのことで、本当にそうだな、と思います。

わんこが亡くなって、多くの方から優しい言葉をかけていただいたり、気がまぎれるようにと誘っていただいたり、ありがたい心遣いをいただいて励まされています。

ですが、何と言っても、わんこを亡くした経験のある人と話すのが一番安らぎます。
実際がどうかより、「自分の気持ちが通じている」と、ある意味勝手に解釈して安心できるからだと思います。
わんことの暮らしも、関わり方も、その人にとっての重要度も、人それぞれ違うので、自分と同じ気持ち、ではないはずなのですが・・・・

「帰宅した時にお迎えがないと、寂しいですよね。」
という言葉でも、嬉しそうに尻尾を振りながら出迎えてくれたわんこの姿とか相手も自分と同じ感覚でイメージしている気になれて、安心。
実際に、形は違えど、出迎えがあってホッとしたり、嬉しかったり、疲れが飛んだりする経験と、それを亡くした経験がベースにある人の「そうですよねぇ。」という一言の説得力が違うように感じます。