シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

孤独死

手芸教室仲間の隣人が、孤独死されたそうです。
90代のおばあちゃん。一人暮らし。死後およそ2ヶ月後に発見。
水道を使っていないことを不審に思った検針員さんの通報で発見されたそうです。
 
マンションだそうで、恐ろしい死臭のあとには、鼻をつく消毒薬の臭い。
クレゾール・・・うぅ、臭いぞ、あれ。(死臭よりはまし?)
 
この事件のショックで、不眠症だそうで、お元気なかったです。
知っている人がこんなことになったら、平静ではいられません。
ご遺体は見なかったそうですが、そのあとの状態は見たそうで、悲惨な状態だったそうです。
警察の事情聴取もあったそうです。
 
お教室仲間の方は、現役の看護師さん。
日頃から、死に接していらっしゃるし、変な話、ご遺体とか、汚物処理とか・・・一般人よりは免疫があるでしょうに、そんなんじゃカバーできないくらいのインパクトだったそうです。
 
実際の状況(臭い・大騒ぎなど)もそうですし、
孤独死して、2ヶ月も気付かれなかった事実とか、
わが身に置き換えて考えたりとか・・・大きなショックだったかと。
 
私も、お隣さんは、顔は知っているけれど、会釈もしない間柄。
それでも、こんなことになったら、ショックでしばらく呆然だろうな・・・
 
己の最期の準備をちゃんと考えなさいよ、って、そのおばあちゃんが身をもって示してくださった-そう思おう。
 
日常の忙しさに紛れて、つい、この準備は「いつか、そのうち。」になりがちですが、
早いほうがいい。
改めて、そう思いました。