シンプルライフへの遠い道

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いよいよ申請

義父と義姉の成年後見人申請手続き、やっと準備が出来て、明日申請。
長かった。

申請人は義兄だし、書類揃えはプロに頼んでいるので、詳しくは分かりませんが、
 ・財産目録(相続分も考えるのか、義母の財産分も)
 ・医師の診断書
 ・家族構成を証明する書類など
 ・申立書
などが必要だったようです。

夫が、預かっている貴重品を持って実家に旅立ちました。

お願いしているプロのお話だと、上手く行けば7月か8月には後見人を付ける手続き終了

そのあと、場合によっては、遺産相続の手続きの為に別の後見人を申請
義父と義姉に同じ人に後見人になってもらうように申請するのですが、
それがOKだった場合、遺産相続の時には一人につき一人の後見人が必要なんだそうです。
被後見人の利益を守るためだそうな。

遺産相続はそのあと。

遺産相続は遅れてもいいですが、さっさと後見人を決めて、義父の身の振り方や、義姉の通院対策をしないと。

義姉は通院拒否しているので、担当医から「近くに転院しては?」と連絡があったそうです。
付添い人がいないから、遠くて通えないのではなく、本人が断固拒否しているから通院できていないので、たとえ歩いて3分の病院に転院しても意味がないのですが・・・
義姉の加療を優先するなら、このままで行くと義姉も施設入りか入院になってしまいます。
う~ん(--; どうなるのがいいのか、私には分かりません。

と悩んでいると、夫は
 「どうしようもないし、病状が悪化して、寿命が縮んだり、
  強制入院になっても仕方ないんだから、考えなくていいよ」
                            と言う。

これは一つの正解。何とかしようにも、遠くにいるので何も出来ない。
後見人手続き中なので、義姉の意思を無視して(人権を踏みにじって)強制的に病院に連れて行くことは出来ない。
そうしようと思っても、そうする手立て(人手や方法)がない。
往診してくれる病院を見つけても、医者との面会を拒否するだろうから、診察はおそらく無理。

ACキャラクターで、つい「何とかBESTな状態に収めないと!!」
と思ってしまうせいで、気になるのかな?

後見人さんにお任せするまでは、うちで対処できることはしなくちゃならないだろうな・・・と思っているのもあって、気になります。

結局、この件はどうしようもないのですが、
 ・連絡をくれた主治医に、事情を話して、後見人が付くまで猶予してもらう
                 とか、やれることはなくはない。

それもしなくていい(=放置する)という夫のスタンスも分かりますが、
それを受け入れるのには時間がかかります。で、疲れます。

考えて対処する案件と、義姉の通院のように放置する案件の区別が私には付かない場合が多くて、それで疲れます。
慣れるまでは仕方がないですね。



後見人が付くと(付けるつもりの現在も)義父と義姉の財産は、例え本人達の必要経費でも勝手には使えません。

ふと思いました。
 立て替えているお金、ちゃんともらえるのかな?
 ・義母の葬儀代(これは義母の遺産に請求できるのでOK)
 ・墓建立費
 ・四十九日の法要経費
 ・リフォームキャンセル料
 ・実家支援に行ったときの夫の旅費・宿泊費
 ・後見人申請のためなどの事務用品代
     (これは誤差なので、もらえなくても良いですけど)

夫は、義父に請求して裁判所にはねられたら、義兄からもらうと言っていますが。
少なくとも、リフォームキャンセル料や、墓、法要代はもらわないと。
うちは代行しただけで、本来は関係ないんだし。
名前だけでも、義父を喪主にしておくべきだったか?!
(普通、喪主に支払い義務があるらしいです)

夫実家のようなケースで葬儀をする場合は、誰を喪主にするか、慎重に選んだ方がよかったみたいです。後悔先に立たず。


何はともあれ、やっと動き出しそうで、ほっとしました。