シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

熟年離婚を考えたら読む本 monika著

「離婚をしたら私は幸せになれますか?」

離婚の指南本ではなく、気持ちの整理の本だったので、読みました。あまりに混乱したままなので。まとめる元気はないので、備忘録を残しておこう。

 

自分が幸せになるにはどうしたらいいのか? 自分はどう思い、どうしたいのか?

「関係のバランス」「問題のすりかえ」「コミュニケーションの問題」

結婚は3つの関係性を含んでいる。「男女の関係性」「家族の関係性」「社会的関係性」

自分が今一番重視している関係性、不足している関係性、結婚した時重要視していた関係性、関係性の割合が今どうなっているか の4つをしっかり考える⇒自分にとって結婚とは何か?が見えてくる。

 

問題をすりかえず、本当の問題に目を向けるのは、現状維持を好む人間には難しいことだが、「自分で幸せになる」ためには必要なこと。

目指すは「自然で正直なコミュニケーション」=自分の言いたいことは言う代わりに、相手の自由な反応も受け取る覚悟をすること。相手の気持ちを受け取ることと言いなりになることは別。

自然で正直なコミュニケーションを阻むのはコントロール欲求。コントロール欲求は価値判断と罪悪感から生まれる。

相手の気持ちを探るよりも、相手の言っていることをきちんと聞く。/ 伝え方をあれこれ悩むよりも、正直な気持ちを分かりやすく伝える。・・このシンプルなやり取りの積み重ね。

 

自分を主語にして生きることが「自分を幸せにする」第一歩。そのためには自分をよく知る必要がある。

 

雑誌などから好きなものを切りとって貼る「ビジョンボード」を作る。今とのギャップは気にせずに!

理想のイメージが見えてきたら、具体的な情報収集。今すぐできることと今すぐはできないことに分ける。できることはいつからどのように進めるかを考え、今すぐにはできないことは、細分化して現実化していく。

現実に落とし込む作業は、かなりシビア。何を変えて、何を変えないのか?何を捨て、何を手に入れるのか?一つずつ、じっくり考える必要がある。

自分の棚卸 見開きノートの左側に「今自分が持っているもの」、右側には「これから必要になるもの」を書き込んでいく。ありのままに、自分にとっては当たり前すぎて書くほどではないと思うことも細かく書きだすのがコツ。

望みには「表の望み」と「裏の望み」がある。(痩せてきれいになりたいけど、おいしいものは我慢せずに食べたい、など)表裏の望みを調和させよう。

自分を知るためにも、今まで我慢していたことに挑戦して、自分の反応・変化を確かめよう。

今の自分を確認し、自分の幸せは自分で決め、そのために自ら必要なことをする。これを手直ししながら繰り返すのが「自分らしく幸せになる方法」

誰かのために何かをするときは「犠牲になる」のではなく「余力をプレゼントする」

幸せになるためには長期的に叶えたい目標と短期的な心地よさの積み重ね、このどちらも必要。

 

やる気とは自然に出てくるものではなく、やっているうちに出てくるものなのです。