シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

夫と今後の相談

昨日は夫は疲れていて、頭もぼんやりでした。2回続けて頭が割とすっきりしたので、昨日はがっくりきました。やっぱり、あの状態が維持できるわけじゃないんだ・・・。

土曜日に聞いた自分の診断結果も忘れていました。

進行性の難病と説明すると、昨日は少しショックだった様子。

何年後にこういう症状が・・・といった”時間の話”も聞きたいのか尋ねると、「知りたくない」というので言いませんでした。

 

どういう療養をしたいのかも聞きました。

レクリエーションなどがある施設は、疲れるし、興味ないから嫌、とのこと。

ずっと病院でいいか聞くと、「それでいい」

夫の希望は、

 ・苦痛が少ないこと。

 ・孤独でないこと。私と頻繁に会えること。

 

既に体力も落ちていて、認知症もあるし、気力もないから、例え寿命が縮んでも、夫が無理せずのんびりできる場所での療養がいい気がしました。

夫は元気だった時も、仕事以外で他人と一緒に何かするのは避ける人だったから、リハビリなどの必要なこと以外は、ベッドで寝ていたり、車椅子にぼんやり座っているだけになっても、その方がいいのかな。

時間の感覚もぼんやりになっているし・・・。

 

夫の認知機能が落ちていることを残念に思ったり、腹立たしく感じたりもしていますが、こうなってみると、天の恵みのようにも思います。

自分の病状への心配があまりできないようなので。

知人のご友人の息子さん(50代)も神経難病で入院しているそうですが、ご本人は頭はしっかりしているので、気管切開するか選択する時、かなり悩まれたそうです。

切開を選んで話せなくなったので、今はメールやラインでのやりとり。

自分が喪っていく機能もしっかり自覚しておられるのは、想像もできないお辛さだろうな・・・。

 

一度だけでも連れて帰って、わんこに会わせてあげたいです。

本人は、「自分のベッドで寝たい」とのこと。

おい、家に帰っても寝るんかい?