シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

勝間式超ロジカル家事 勝間和代著

ネット上でこの本が紹介されていて興味が湧いて読みました。
勝間さんの”ロジカルぶり”は自分と波長が合うようで、抵抗なく読めたし、説得力もありました。

料理、掃除・洗濯、収納、家計、ファッション、健康管理について書かれています。

基本は、「やりにくいな~」とか、「面倒で嫌いなんだよね」ということを放置せず、どうしてそう思うのかを考え、解決方法を探し、実際にやってみて検証することを繰り返して、「簡単家事システム」を作りましょう、というお話です。
実際には、ちょっとやってみてダメだったら諦めるとか、考えるのが面倒で、ストレスを感じながら昔ながらの方法を続けるとかが多いな…と反省しました。

この本を読みながら、今自分の生活で対策が必要なのは、「料理:食材やつくったものの在庫管理や買い物の仕方、”食生活”の考え方も含む」と「収納:断捨離」の二つだな、と再確認。

断捨離はゆるゆるとでも続けていて、年単位で見ると改善傾向なので、無理をせず今のスタンスでやり続けよう、というところ。無理をするとすぐに体調を崩して、「あぁ、やっぱり私はダメなんだ」になるので。

料理は「食材の購入・管理」「栄養バランスも考えた献立」「実際の調理」「後片付け」と考えること・作業が一つではなく複雑なので、かなり高度な能力が要求される気がします。
せっかく準備していても「今日はそのメニューの気分じゃない」とかまで発生するし…。

勝間さんは、家電をフル活用されているそうです。オーブンレンジのヘルシオ2台、電気なべ類2~3台。
我が家にもスチーム機能付きオーブンレンジがありますが、スチームは使っていません。理由を考えると、
スチーム加熱は時間がかかる。(その間レンジを他の作業に使えない)
セットした水の始末が面倒。
シリコンスチームなべで事足りている(気がする)

でも、もう一台あったら、少なくとも「時間がかかる」は解消するので、フル活用できるのかも、と思いました。実際に2台目を導入する気はありませんが、「どこが不自由なのか」を突き詰めるのは大事だな、と改めて思いました。


この本を読んで、ホットクック(電気調理なべ)が欲しくなってします。
安易に買わずに、本当に使うのか、必要か、仮に妄想通り活用した場合、どの程度メリットが得られそうかを自分の生活スタイルに照らし合わせて検証したいです。


この本を読んでの一番の収穫は、細かいノウハウより、「不自由のまま放置しない」という姿勢を教わったことです。