シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

金銭労働現場と居場所

残念さんに続き、社員さんも退職。
この社員さんもこれまでの仕事ぶりは残念感満載でした。
社会人経験をした後、大学に入り直して薬剤師になった人だから、薬剤師としての経験不足は社会経験でカバーして馴染んでいくんだろうと思っていたのですが…違いました。

ミスが多い、仕事をやり遂げずに、伝言も残さずに帰る。…他の事は短時間しか接触のない私には分かりませんが、他の社員さんがよく怒っていたのは知っています。
お人柄は問題なかったんですけどね…少なくとも、私にとっては。
私は親と前の職場で鍛えられて、同僚に求める人柄レベルがかなり低いのかもしれないと思う今日この頃。

「使えないから」と職場で居場所がなくなるのは仕方ないと思います。
それで給料もらっているのに、他人の仕事を増やすようじゃ、ダメだわな。
ここが合わなかっただけとも思えないので、よそに行ってもダメな気がする…。
「間違いを繰り返さないようにする」とか、「これでいい」と自信がないことは周りに聞くとかの、ベースが抜けているので、馴染める職場はなかなかないかも。


群れの中での一個体の居場所問題として考えると、こうやって「金銭労働に向かない個体」はどうやって居場所を探せばいいんだろう。選択肢はかなり狭いよな…と思うと、自分も「金銭労働に向かない個体」だから、微妙な気持ちになります。
私の場合は、仕事は人並みには出来ているらしく、職場から追い出されることは今のことろないのですが、一人で疲れて、一人で自滅します。「金銭労働に向かない」というより、「人間の群れの中にいるのに向いていない」ので、更に問題は根深いのかもしれません。

自分も生きづらさを抱えているので、別の生きづらさを抱えている人の行く末も案じてしまうのでした。
                                何をするでもなく、傍観するだけなのですが。