シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

毒になる人への親和性

週末は友人とランチでした。今回話すまでお互い知らなかったのですが、毒親持ち&現在両親と絶縁中な仲間でした。びっくり。こんなところに仲間がいたとは!

毒親話は、精神的に健康な親に育てられた多数派の人には理解不能で分かってもらえないことが殆どだから、たまに仲間が見つかると語り合いたくなります。

その時に「そうだよね~。何とかならんかな~」で盛り上がった話の一つがこちら。

「普通の親(ここでは精神的に健康で子供に愛情を持てる人という意味)に育てられた人とは、何だか付き合えないんだよね。相手がこちらにいい意味での興味を持って、向こうから近づいてきてくれてるって分かっていても、なぜか引いちゃう。わけがわからない宇宙人相手にしているような感じがする。
逆に、親に似た毒のある、自分にデメリットしかない変な人の方が付き合いやすいって最初は思ってしまうんだよね。で、そういう悪い人たちに付け込まれて、利用されたり、いじめられたりする。」

毒親育ちあるある話かも。

精神的に健康な人(健全な愛着関係を持てる人たち)は、違うOSで動いている別の生物な感じなのです。
毒のある病んだ人の方が、どのOSで動いているか分かるからか、相手をしやすい。相手も付け込んでくる。


子供の時に刷り込まれた「社会で生きていくための反応様式」が、毒親持ちとそうでない人とではかなり違うからなんだろうな・・・。


先日会った別の友人は、多分、精神的に健康な人で、私が父親に中絶したと決めつけられている話をするまで、絶縁はもちろん、不仲なのすら理解不能な感じでした。
彼女の継続して働くストレスの一つが「辞める時に、”辞める”と言い出さなきゃいけないこと」で、「職場でいじめられるなんて考えたこともない」と言っていました。

私は、「辞める」というのは平気。従業員なんて取り換え可能なパーツでしかないんだから。
苛められるんじゃないか、不当な扱いを受けるんじゃないかという不安が大きいです。

この辺も、毒親育ちかそうでないかの違いかな~と思いました。

友人は、「職場に受け入れられること」はデフォルトになっているから、苛められるなんて想定しないし、相手に必要とされているのに辞めるというのが心苦しいのだろうと想像します。

この件は、単に、「何が心配かは人それぞれ」なだけではありますが、そのベースにある自己意識がずいぶん違うんだな・・・。

今度働くときは、毒のある人に付け込まれないようにしよう。
最低三か月、出来れば半年、いや、可能ならずっと、きっちり線引きして踏み込ませないようにしたいです。
毒のある人に目を付けられるかは私にはコントロールできませんから。