シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

人間関係にも必要な”報酬”

会って話すと以前の通り気の合う友人なのに、最近メールを書くのが億劫な相手がいます。

何でかな~
以前はこんなんじゃなかったのにな~

どうやら相手が忙しすぎて、最近は心のキャッチボールになっていないからのようです。


自分が書くメールも8~9割は自分のこと。
だから、相手がそうでも気にならない・・・というか、それが自然な形だし・・・。
でも、この友人のメールに最近違和感を感じるようになりました。

100%自分のことを書いてよこす(相手の日記を転送された気分)ことが増えたからかな。

こちらが書いたことをスル―される。
例えば、「旅行はどうだった?」とあったので、旅行について触れた返事を書いても、次のメールではその件は完全無視。
「楽しめてよかったね」程度の反応すらないと、「書くのにもエネルギーが要るんだから、興味がないなら聞かないでよ・・・」と思ってしまう。
自分も、相手が反応してほしいと思っているポイントに反応を返さないでいることも多いでしょうが、全部スルーはないよな・・・。

こういうやり取りが続くこと数か月。
最初は、相手も忙しくて大変だしね・・・と思っていましたが、余りに続くので、段々嫌になってきました。
何だか、「私はお手軽な聞き役ボランティアですか?」な感じです。

人間ですから「自分自身ことが一番大事。自分が最優先」はお互いに当然の大前提ではありますが、そういう人間同士のやり取りなのだから、”相手にとって一番大事な相手のこと”を多少は気に掛ける(ふりだけでも)ないと私には続けられないな…。

私にとっては人付き合いって、相手が「こういう考えもあるんだな」とか、「こういう過ごし方もあるんだな」と自分から刺激を受けてくれていることがあると確認して、自分の存在を確かめる意味も大きいようです。
自分が相手の価値観を変えたとか、そういう大きな手ごたえが欲しいのではなく、自分が好きなことの話をしたら、「そういうことが好きな人もいるんだね」と認知してもらえれば十分、というレベルで、他者に影響を及ぼしたいらしいです。


この友人がもう少し暇になって、落ち着くまでは、ちょっと離れていよう・・・。
                                     友情を喪わないように。