シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

喪失の5段階

大切な人などを喪った後、悲しみを乗り越える過程が5段階あるそうです。
必ずしも順に進むわけではないし、もちろん人によって違うでしょうが、目安として・・・。
 
今、自分が辿っている「親という無条件の愛情を注いでくれる存在の喪失」で考えると、私は今は主に「激しい悲しみ」の段階にいるようです。
受容=次に向かって進み始められる段階 まであと一歩と分かって、元気が出ました。
 
いつまでこのぐるぐるが続くんだろう・・・とげんなりしていましたから。
 
1.ショック
   親に愛されていなかったと認めるしかない証拠が出ても、否定したい気持ちや葛藤がしばらく
   続きました。
   あの人たちなりに、愛してくれていたに違いないと思ってみたり、抵抗していました。
 
2.怒り
   親に騙されたと感じての怒り、親にされたこと、言われたこと、逆にしてもらえなかったこと、
   言ってもらえなかったことへの怒り。
   私が態度で表しても、私が不快に思っていることにすら気づかない彼らへの怒りの時期。
 
3.取引
   「最低限の礼儀を向こうが守るなら、表面的な付き合いはしてもいい」と思っていたのが
   この”取引”の状態。
   何とか、関係修復の手立てがないかあれこれ考えたり、「会うのを拒否する」という
   消極的な形で、こちらがマイナス感情を持っていることをアピールしたり、も
   そうだったのかな~
 
4.激しい悲しみ
   何をやっても、「私を愛し、見守ってくれる親なるもの」は手に入らないとやっと感情レベルでも
   受け入れ始めて、ただ哀しい気持ちになっている・・・・のが今です。
 
5.受容
   悲しみつくしたら、「喪失体験した自分」として、日々自分らしく生きていこう、と思えるのかな?
   
 
受容の段階になっても、思い出せば怒ったり、哀しくなったりすると思います。
それでも、しばらくすれば、「まぁ、それはそれとして」次に進めるようになりたいな、と思います。