こちらは、「気持ちの持ちようの提案」の本でした。
私がこの手の本を今読むのは、親のこともだいぶ整理がついて、一度リセットして再出発したい気持ちが大きくなってきたからだと思います。
老後への不安もありますが、以前よりは小さくなりました。
「ある朝起きたら、突然ボケていて、わけが分からなくなっていることはないんだから、準備はできる。」
自分が、母親に言ったセリフです。
母親が常日頃言っていた「子供たちにできるだけ迷惑かけない」は、「自立できている間は自分で頑張るけど、衰えたらよろしく。」という、私から見ると「看板に偽りあり」だったと分かった時に言った言葉です。
この本を読んでいて、無理せず、自分の身の丈に合った生活を楽しんでいけばいいんだなぁ、と思いました。
言うは易し、行うは難し、ですけど。
何年も微熱で体調が悪いので、「自分の体力でできる生活」は心がけてはいます。
まぁ、自分の変化を察知しつつ、ずっとこのスタンスでいればいいのかな、と思います。