TVで就活鬱についてやっていました。
今の社会的環境(企業が求める人物像が現実とかけ離れている、門戸の狭さ など)も
大きな問題ですが、私が反応したのは 母親のプレッシャー。
人に言っても恥ずかしくない企業に正社員採用されることを要求して、やたらプレッシャーをかけ、支えどころか敵にしかならない母親。
あぁ、私が今就活する年代で、自宅生活だったらそうだっただろうな・・・な見本が出てきて
ため息でした。
母親からすれば、「子供がそれなりの企業に正社員になった」ら、「子育て終了&合格証書」がもらえる感覚があるのでしょう。
子供には、少しでも経済的に安定した生活をしてもらいたいから、就職はちゃんとしたところに、と思うのもわかります。
でもね・・・
「母親自身のため」のプレッシャーが何割くらいあるのか・・・
・子供の就職先を自慢したい(世間体)→自分の子育ては成功と世に認めさせたい
・子供が安定したと思って、自分が安心したい
・自分の問題から目をそらすために、「子供のため」に集中しているだけ
・子供が安定すれば、自分の老後もより安心
子供の就職先が、母親自身に被害を与える場合って、子供が働かない or 低収入過ぎていつまでもすねをかじられ、老後資金まで食いつぶされる、 くらい?
これって、
「卒業後○年経ったら、家を出て独立してもらいます!
卒業後は、金銭援助は一切しません! 相談相手にはなりますけど。」
と宣言して子育てして、淡々と宣言を実行すれば済むんじゃないのかな?
(お互いに実行できない事情が出来たら、その時相談すればいいのだし)
どんなに心配で気になっても、「子どもの人生だから」と数歩離れて見守る。
これが出来る親なら、子供を追い込んで鬱にはしないんでしょうけど。
「相手のため」を振りかざして、自分の不安を他人にしょわせるやり方は許せません。
母親から離れたい一心で、何とか就活をがんばり続けている女性が出てきました。
心からエールを送ると同時に、「そんな母親は捨てていいんだからね。」と念も送りました。