シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

親への執着

親にはかなり執着しているな~と自分でも呆れるほどです。
遺伝子に刻み込まれているのかしら? と思うときがあります。
 
あのYさん、Hさんはどうしようもないといやというほど分かっているし、付き合い続ける気もない。
ただ、「親の席についている人」との暖かい関係への憧れとか、こだわりを諦められない。
「かつて、ではあっても親と呼んでいたYさん、Hさん」を切り捨てることへの罪悪感もなくなりません。
 
理屈では分かっているのです。
Hさん、Yさんとは健康な関係は作れません。それは、
 モラハラ店長とお互いの生い立ちについて和やかに語りあえる関係になる。
 うまの合わない同僚と親友になる。
のが無理なのと同じ。
 
仕事上の義理のないところで、モラハラ店長やうまの合わない同僚が困っていても、助ける気は全くありません。(命に関わる場面なら、救急車を呼ぶくらいはしますが)
それと同じで、Hさん、Yさんに優しくしたり、助けたりする気はなし。
 
今は、「(遠くで)いつも見守ってくれている存在」がなくても、やっていけます。
話を聞いてくれる友達もいるし、夫とのパートナーシップも機能していますから。
それなのに、ステレオタイプな「優しいお母さん」や「力強く守ってくれるお父さん」を求める気持ちは捨てきれずにいます。
 
 
まぁ、仕方ないのかな・・・
以前、父親に性的虐待をされているのを見ぬふりをして、自分を見捨てた母親を看取った人の話を本で読みました。
自分を見捨てた人なのに、最後まで愛情を得たいと思う。
それが、昔この人のおなかの中にいた、ってことなのかな・・・と漠然と思ったのを思い出します。切れないつながりってあるのかな~。
 
 
嫌いだけど、許せないけれど、やっぱりどこかで仲良くしたいと思っている。
仲良くする為には、最低、Hさん、Yさんが虐待(私の場合は、嘲笑や決め付け、私の気持ちの黙殺)を止めることが必要ですが、それは無理そうなので、関係修復はない。
 
無理にどうにかしようとせず、二つの気持ちを持ちながら生きていくのもいいかもしれない。