「DV・虐待加害者の実体を知る」より
・権力と支配に特有の満足感を得る。
家族内の決定権を持ち、身の回りの世話や機嫌をとってもらう権利
まで行使して、幸せいっぱい~
誰がわざわざその椅子から降りようとするでしょう?
・自分に関係のあることは特に自分の思い通りにしようとする。
自由にさせてもらったことも色々あった・・・けど、
たまたま父が関心を持たなかったから放置していただけで、
真の寛容さや、相手を尊重する気持ちからではなかったのです。
・DV加害者は被害者を自分の問題のはけ口にする。
母には堂々と八つ当たりしていました。
完璧な人間などいない以上、ケチをつけようと思えば、
いくらでも文句言えますから。
・自分にとっての快楽と自由を求め、彼女にはただ働きさせる。
自分は立派で大変な仕事をしているから、休日はぐうたらして
当たり前。平日夜は酔っ払って当たり前。
家事も子育ても、もろもろの雑事も妻がさっさと片付けて当然。
・自分のニーズを最優先にし、周囲の関心の的でいたがる。
・経済的なコントロールをする。
数年前の母の言。
税金対策に、自宅は父名義でなく、夫婦名義にした方が良いと
アドバイスされても、「これは俺の稼ぎで買った家だ」と無視。
結婚後に形成した財産は、妻が専業主婦でも、妻の物でもあるという
発想は全くなし。
妻も子も、俺が、養ってやった、育ててやった、と思っている。
(その分、家事などを分担してサポートした妻の働きは無視)
基本思想がこれなので、お金の使い方の決定も、推して知るべし。
・DV加害者は自分の仕事や教育その他の目標を確実に優先する。
”自分の”プラン最優先で、家族が一致団結して協力するのは
当たり前、と思っていたようです。
父が資格試験を受けるとき、兄弟の受験の時より大変でした。
お父さん凄いね~、頑張ってるね~、とおだてないといけませんでし
た。(とってもうざかった。子供が気を遣って、機嫌をとらなきゃい
けない(暗に要求されているのがありありと分かるので)のがおかし
いことにすら、当時は気付けませんでしたが)
・DV加害者は友人や親戚から認められる。
これは、私にはどうだったか分かりません。
・DV加害者は二重規範を押し付ける。
これはいつも。
自分がやってよくても、相手は駄目、が多いこと。
父が立派なDVだとはっきり分かりました。