ACの特徴の一つ「全か無か」の考え方
分かりやすい例だと、ダイエットを決意しておやつは止めたのに、一度誘惑に負けて食べてしまった。
=ダイエット失敗。私は意志の弱い駄目駄目ちゃんだ、
と思って止めてしまう。
実際には、それまでの節制で効果が出ていたかもしれないし、
どんなダイエットなら出来るか、自分自身を分かり始めていたかもしれない。
効果には結びついていなくても、出来ていたこともあるのに、それは無視
対人関係でも、ちょっとしたことで相手を怒らせてしまった
=嫌われた。もう付き合ってもらえない。(付き合えない)
とにかく謝るとか、様子を見てから考えようとか、そういう冷静さに
欠ける
自分で壁を作るせいもあって、相手と溝が出来ても、それには気付かず
「ほらね、やっぱりあの人は私とはもう付き合ってくれないんだ」
と思う。
私がよく思っていたのが、
「あの人のこういうところはイヤだけど、私だって完璧じゃないし、文句を言う権利はないんだよな~」
・・・で、黙って我慢。
でも、私がこう思う相手は毒親筆頭に、自分のことは思いっきり棚に上げて、他人の失敗には容赦なく批判・非難を浴びせるような人々。
こちらが黙る理由は本当はないんです。言葉は選んでも、自己主張するべき相手。
事なかれ主義と、自分の自信のなさと、「完璧じゃないから文句を言う権利がない」という変な思い込み(でも、当時は、真面目にこう思っていたのです!今考えるとおかしな価値観なのですが)に邪魔されて、沈黙。ストレス堆積。
自分がACと気付いて、色々な本を読みながら、自分の思考パターンを振り返ると、色々な癖があるし、それが本に書いてあるとおりのことが多いです。
上手くかけませんが、「全か無か」はあらゆるところに染み付いていて、ACからの回復の妨げになることも多いそうです。
内省は続く・・・