シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

父と私のねじれの関係

父と話すときのこの違和感は何だろう・・・大人になってから、ずっと変な感じがしていました。
別に嫌なことを言われなかった時も、その違和感がありました。

どうも、父は私を見ていない気がします。
「娘役」を演じてくれるなら、誰でもいいみたいです。


「私」には3つあると思います。
 ・本当の私(神様から見た、とでも言うしかない、真実の私)
 ・私が思う私(真実とは多少ずれている、自己像)
 ・他人が思う私(この場合父から見た私)
   これも見る人の主観が入るので、実像や私が思う私とはずれている。

 ただ、この3つは3つの少しずつずれた円のようになっていて、重なる部分がある。
なので、他人と私の「私像」には一致する部分がある。
だから、「この人は私を分かってくれている」と思える時がある。

父とは、この重なりが「心地いい人間関係が出来ている」と思える大きさではないのか?

それもあると思います。


でも、一番居心地悪く感じるのは、父はもともと「私」を見ていないせいじゃないかと思います。
上手く言えませんが、父が見ているのは「娘」の虚像で、「私」ではない。
虚像と話す父と一緒にいても、自分の存在は無視されている感じがして、居心地が悪い。
私の人格は存在すら認知されていないので、存在を否定された不快感を感じることすら出来ない居心地の悪さ・・・じゃないかな、と。

で、いくら話してもコミュニケーションが成立した感じがしない。

う~ん、上手く言えませんが。

父にとっては、飲み屋のお姉さんと同じなんだろうな~
そういうお店に行った場合、隣に座って、「接待してくれる女性」の役割を果たしてくれれば、相手は誰でもいいし、その人の価値観とか、人柄はどうでもいい。

それと同じで、「自分の娘役」をやってくれればいいのだから、それがどんな人物かは関係ないし、知る必要もないし、知りたいとも思わない。
ただそこにいて、自分にとって居心地のいい「娘役」を演じてくれれば十分。
そういうことなのかな~

真実は分かりませんが、私がそう感じて、居心地の悪さを感じ続ける限り、父にいい感情を持てないでしょうね。

父が、面倒な葛藤や争いを避けようとこういう態度でいる・・・と感じられたら、まだ良かった。
父は、娘とコミュニケーションが成立していると思っているので、私側には救いがないです。