シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

わんこの眼差し

今日見かけたお散歩中のわんこちゃん。
信号待ちの時、飼い主さんをもの言いたげに見上げていました。 可愛い。

私がガン見していることに気づいて、不安になったらしく、また見上げている。 かわいい。
   (プレッシャーをかけてはいけないと、目をそらして、数歩下がりました。)

信号が変わって飼い主さんが歩き出すと、しっぽを振りながら元気に歩いて行きました。


あの問いかけるような眼差しのかわいいこと。
飼い主さんが気づいてくれなくても、騒ぐことなく、ただ見つめている。

うちの子も、あんな風に可愛く見上げてくれていたよな~。
あぁ、あの眼差しの為なら、何でもできる。
またわんこと暮らしたいなぁ。



人間の子供もいじらしく親を見上げていることがありますが、私にはわんこの眼差しに比べると可愛さの桁が違うというか、同じ土俵にあげられないというか、全くの別物です。
人間の子供が邪だとか、わんこよりわがままだとか、そういう事ではありません。
私の問題。
私の中の人間不信はそこまで根深い。「人」を好ましい良きものとして見ることが出来ません。

今日、TVの話題に刺激されて、とうに出産年齢は過ぎているのに、一瞬「妊娠している自分」が想像として入り込んできたのですが、”反吐が出るほど”気持ち悪かった。
自分の中に、「人間」がいるというのが、身をよじりたくなるほど、胸糞悪かった。
自分が「人間」を再生産するのを想像しただけでぞっとした。

                                  そういう自分を発見して、ぎょっとしました。
                                  お前も「人」だよ?


私の”闇”は思っているよりもかなり深いらしい。
動物たちはその闇を照らしてくれる希望の光なのかもしれない。