シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

訪問指導

薬剤師の仕事に、患者さんのおうちに出向いて、お薬についての相談に乗ったり、医師の指示通りに服薬・使用できているか確認したりする「訪問」があります。
外出が難しい方が主な対象。

サービスとしては必要だと思うし、ニーズもあるのですが、私はパートに復帰しても、65歳以下の体力のある男性と一緒でないと「行かないぞ」と思っています。「訪問に行かない人はうちでは要らない」と言われたら、ご縁がありませんでしたね、と去るつもり。
身の安全が保障されないから。


今朝のNHKで、訪問看護師さんが、患者さんやその家族から、精神的・肉体的暴力を受けることがあり、問題になっていると報道していました。 やっぱり。

困っている患者さんと家族のお役にたてたら、とは思いますが、患者さんの自宅という密室に一人乗りこんで、身の安全はどう確保する?と常々思っていました。
病気や、今後のことなどで悩みもあり、ストレスをためている人が、何かのはずみで爆発して、こちらを攻撃してこないとも限らない。患者さんサイドからすると、自宅という自分のテリトリーに入り込んできたよそ者だというだけで、認知症の方などからしたら、排除すべき存在になりがちだし。
私の場合、ちょっとした言葉の暴力でもトラウマになりそうだし。
怪我など分かりやすい被害の場合は、まだ訴えようもありますが、言葉の暴力やセクハラなどは証拠もないので、雇用側も、「上手くあしらってよ」で終わりだろうな~(そういう意味で、雇用側を信用していません)。

レアケースなんだろう、とは思いますが・・・嫌なものは嫌なのでした。