シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

哀しい事実ではあるけれど

買い物依存が治らないとか、生き難いとか、自分でも心の問題を抱えているな~、でも、どうすればいいんだろう・・・と思い続けて随分経ちます。

たまたま子供の虐待についての本を読んで、自分が精神的な虐待を受けていたせいで、現在の問題を抱えるに至ったと分かりました。
何だかほっとしています。
原因も分からなかったので、どうすればこれからを良く出来るのかも分からず、苦しいけど対処できないもどかしさにも苦しんでいました。
やっと、解決の糸口が見えた気がします。

そうは言っても、

自分の親には問題があって、必要な愛情や認知、励まし、精神的なサポートを十分に与えてもらえなかった

と言う事実を、本当の意味で受け入れるにはまだ時間がかかりそうです。
行きつ戻りつしながら、になりそうです。


必要な衣食住や教育は与えられていたので、自分が十分愛されてはいなかったと気付きもしませんでした。
「親はああいう性格だから」
「子供が三人もいれば、気持ちも手も回らなくても仕方なかったのかな」
「親なりに一生懸命だったのだろう」
・・・などと、親に都合のいいことばかり考えていました。

こういう考え方が染み付いている事自体が、精神的虐待の痕跡だと読んで、納得。

夫は夫自身の親に関心がありませんが、私が
「でも、育ててもらったじゃないの?」
と言うと、
「あんな子育ては”育てた”にならない。
 単に時間と共に”大きくなった”だけだ」
との返事。

この会話をしたときは、??でしたが、今はかなり納得できます。

子供が沢山いたとか、親自身が問題を抱えていたとか、忙しかったとか、そういうことは、親自身が解決しなくてはいけない問題で、子育ての手抜きをしたり、虐待をした免罪符にはならないのです!

やっとはっきり言えるようになってきました。



今は自分が取り組むべき心の課題が少しずつ見えてきたところ。
それと同時に、買い物依存や、あれこれ先延ばしにしていること(家計簿整理や物の処分など)にも取り組み始めました。
今までも、ちょっとやっては挫折・中断の繰り返しでしたが、今度は少し違う感じがしています。

心の問題と同じく、心のどこかで、「どうせ出来ないかも・・・」と思っていたのが、
「時間はかかるだろうけれど、何とかいい方向に進むかもしれない・・・」に変わってきた感じ。

雑事処理も行きつ戻りつ、になるでしょうが、今度は落ち着いて続けて行きたいです。