せめて夕食だけは、ちゃんと作らねば・・・
疲れて帰ってきた夫も食事が貧相では寂しいだろうし、
健康面からもその方がいい・・・
と思っていました。
今も思っています(出来ていませんが)
が、私が思う「ちゃんと作った食事」はあまり現実的ではなかったようです。
もっとレベルを落とすと言うか、現実に即した対応でいいようです。
夫の留守中は、残り物や防災用食品(賞味期限が切れるので)ですませる予定でした。
実際そうだったのですが、たまにはお肉も食べたいな~と思って、肉料理を。
その日の夕食
・雑穀ごはん
・根菜となめこのお味噌汁
・ポークソテーとインゲンの炒め物
・トマトときゅうり(切っただけ)
自分では、手抜き料理でいいやと用意しましたが、別にこれを夫に出しても、文句は言われないでしょう。
(量は足りないかも)
栄養バランスもまずまず。
用意にかかったのは20分くらい。このくらいなら、料理も負担ではありません。
このメニューならポテトサラダを作ったり、煮物も出さないと「ちゃんとした夕食ではない」と強迫観念があります。
この変な思い込みの原因は父です。
父は、夕食と晩酌を楽しみにしていたので、沢山飲むし、食べる!
夕食開始から、寝る直前まで飲み続けるので、母は通常の夕食とつまみを用意していました。品数も父だけ多かったです。
一汁三菜と言いますが、父の夕食は一汁六菜はあったかな・・・
しかも、お惣菜や冷凍食品は勿論、「焼くだけの餃子」などを買って来て出すと文句の嵐。
味より、「手抜きだ」と文句を言うのです。
品数が少ないと「これだけか?」
好物の刺身のグレードが低いと「今日はイマイチだな」
夕食への文句が多かったです。
この父と20年近く過ごして、
夕食は、全て手作りで、品数沢山出さないと文句を言われる!!
と暗示がかかってしまったようです。
いい加減にこの暗示(呪縛か?)から脱却しよう~
幸い夫は文句は言わないので。