シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

不快な記憶の使い道

親とは距離を取って、少しは気楽になったかな~と思うときもあります。
が、少しでも心安らかにいる為には、距離を取り続けることが必須だと再確認でした。
 
昨日、電話受信の気配がして、しばらくしたら切れました。
この反応をするのは、実家からの時と、非通知からの着信時。
実家からの電話は、呼び出し等は聞こえないまま、自動で留守電になる設定です。
非通知拒否しているので、その旨アナウンスが流れて切れます。
非通知の時は、大抵、相手もこちらが拒否設定と分かるとすぐ切れます。
 
昨日は、すぐに切れなかったので、「もしや?」と思ったのです。
(寝ているわんこを押しのけないと、どこからの電話か確認できない状況だったので、確認は後になりました)
 
おばあちゃんに何かあったとか、
夏休みに姉夫婦と旅行に行く言い訳電話なのか、
嬉しくない呼び出しなのか、
 
 推測してもさっぱり分かるはずもないのですが、
 すっごく嫌な気分になり、 胃が痛くなる。
 
 拒否するのは確定事項でも、そのために必要なエネルギーを思うと、
 何かが起こる前からぐったり。
 
 
結局、非通知着信と分かり、何事もなく終わったのですが、
私にとって耐え難い苦痛をもたらす人たちであることが再確認されました。
今割と平静なのは、距離を取っているからだけなのです。
 
 
親に不快になるのは、以前は、気持ちの整理も出来ていないんだな~と思うだけでしたが、
今は、それも仕方ない、に変わってきました。
 
過去の出来事へのイメージは、基本的にずっと変わらないから、
時間と共に印象が薄れて、日頃は思い出しもしないし、どうでもいいことになっても、
ふと思い出すと、以前と同じ感情が蘇るのは自然な反応です。
 
モラハラ店長は退職して、何の関わりもなくなったけど、思い出すと不愉快極まりないです。
(新しい店長さんとは和やかに仕事が出来るだけに余計)
5,6年前に被害妄想などが出て、おかしくなって辞めた同僚も、思い出せば不愉快。
更にさかのぼって、17年前の会社時代の同僚でも、ため息しか出ない人は、今でもそのまま。
 
逆に、
高校の部活の顧問の先生は、今思い出しても、いい先生だったよな~と気持ちが和らぎます。
今は付き合いがなくなってしまったけど、当時は気持ちを分かち合った友達も、今でもいいイメージ。
 
 
親を思うと、暖かい気持ちは豆粒ほどで、嫌悪感は山より大きい。
不当にあざ笑われたり、利用されたり、気持ちを踏みつけにされたことを次々思い出します。
彼らの言動に不快感を持つことすら自分に許していなかった(封印しなければ生きていけなかった)
子供時代を思えば、やっと自分の感情を認め始めた今、嫌悪感がうんと大きく膨らむのは仕方ないことです。
 
いつも思い出して不快感に浸る必要はないけど、
たまには思い出して、「距離を取り続ける決意」を新たにすることは必要です。