就職後の自分の親子関係に、勝手に（私の造語です）親娘ＤＶと名前を付けました。
言葉の暴力・人権無視・不当な扱い
彼らが変わらないことも確信になったし、
縁を切る（少なくとも、冠婚葬祭以外では極力接触しない）ことへの罪悪感も
不思議とすーっと少なくなりました。
時によっては消えています。
今までも、過去を振り返り、
「彼らは変わらない＝自分の心を守るには、付き合い続けることが出来ない」
という結論になっていました。
でも、感情では、
「育ててくれた人たちだし、何かいい方向に向かう手立てがあれば･･･」
「私が気にしすぎなんだろうか？」
「これから老い、衰えていく人たちを見捨てるのにはさすがに抵抗が･･･」
色々な思いが湧いてきて、なかなかすっきり納得！とはいきませんでした。
でも、「親娘ＤＶ」と名前がついてからは、理性と感情が一つになった気がします。
これまで、何人か実際にＤＶを見聞きしてきたからだと思います。
体験談を聞いていたことで、彼らが変わらないこと、縁を切るしかないことをすんなり受け入れることが出来ました。
ＤＶ加害者相手だと、本当に他の選択肢がないのです！！
言葉の暴力に耐えかねて、離婚した友達
彼女の体調不良を心配して、仕事の送り迎えやマッサージをしてくれる
やさしい時もあれば、言葉の暴力で彼女の心をずたずたにする時もある。
ＤＶ夫は残酷さとやさしさ両方があるんだと教えてくれました。
ＤＶの内容を語ってくれた、父方の叔父の元妻
「自分の思い通りになると思ったから、うんと年下のお前と結婚した」
とも言われたそうです。
夜も働いて、家族を養っていたのに、家事が出来ていないと仕事先から
呼びつけて怒り狂ったり･･･ＤＶ夫そのもの！
離婚後の現在も、人柄に改善の兆し全くなし！
勝手に祖父母の財産を使い込み、借金作っています。
「学費を出してやったんだから、面倒を見ろ」と息子達に言う
どうしようもない人
暴力を長年ふるい、収入を家計に入れない夫
（彼女が遺産でもらった小さなビルの家賃収入で子育て・
生活してきたそうです）・・・わんこの散歩仲間の方
旦那さんにもたまに会いますが、外面はいいので、
「愛想のいい、優しそうな旦那さん」
にしか見えません。
私は、彼女が嘘をついているとは思えません。
夫婦仲が悪くても、「しょっちゅう殴られる」なんて言わないでしょ？
事実無根だったら、彼女が妄想癖の精神病ってことになります。
特別親しいわけではありませんが、他の言動を考えると、
妄想とは思えない。
うわさで聞いた、酒乱・暴力・金銭トラブルが原因で離婚したわんこ仲間
この元旦那さんも、散歩で会うときは、優しそうな人でした
母から聞いた、父方の伯父
元妻は、「子供以外は何も要らないから分かれてください！」と出て
行ったそうです。
母の話では、暴言・暴力もあったとか。
実際に、被害者から話も聞いているし、うわさでもちらほら･･･
その中で、イメージが出来ています。
・ＤＶを振るう人は、変わらない
別れようとすると、最初は「反省した。二度としない。」
なんて言うけど、実際は変わらない。
（叔父の元妻は、最初の浮気はそれで許してやり直したけど、
駄目だったそうです）
・ＤＶかは被害者にしか分からない
外面が良かったり、”よき一市民”でいたりするので、他人には
ＤＶ加害者の横暴や残酷さが分からないことが多い
周りが”そこまで酷くないんじゃない？”なんて言っても、
その言葉に惑わされてはいけない。ＤＶか判断するのは被害者のみ。
ＤＶ加害者が巧妙に隠すので、周りは現実を見ることが出来ないか
ら。
・我慢するだけ無駄。相手が得して、こちらが疲弊するだけ。
こちらが譲歩しても、「ここは譲ってもらったから、次は自分が妥協
して･･･」なんて思わない。
相手が常に自分に合わせるのが当然！と思っているので、そもそも
”相手が譲歩してくれたんだ”なんて思わない。
・別れても（私の場合なら、親子の縁を切っても）反省なんかしない
叔父は未だに元妻の悪口を成人した息子達に言っているらしいし、
叔父の例を挙げるまでもなく、私の親は絶縁した兄に、
「何か悪いことをしたんだろうか？」
と自分を振り返った形跡は全くありません。
自分たちに逆らって、勝手に縁を切った気に入らない奴
「仕事でもたもたしとったら、（兄嫁に）離婚されるったい」
このセリフや、
知らないうちに彼らの中で、兄は転職先も退職して、無職で困ってい
ることになっていたこと（事実は不明。）
などからしても、
悪いのは息子で、自分たちにこんな思いをさせる奴は、不幸に
なってしまえばいい。
自分たちこそ被害者。
と（無意識かもしれませんが）思っているのでしょう。
私の選択肢は、二つしかないのです。
これからも彼らの言葉の暴力に耐え、本当の感謝を受けることもなく、老後の面倒をみさせられて、利用されつくす。
私の心が壊れるでしょうし、報酬はもらえるかも分からない、
わずかな遺産と、口だけの「ありがとう」
（感情がこもっていないのは、今までの経験で体感済み。
それはそうでしょう。やってもらって当然と思っていることをしてもら
っても、感謝の気持ちは湧いてこないのでしょう。
言われない方がマシなくらいです。
感情がこもっていない「ありがとう」を言われると、
バカにされていると感じます。）
「恩知らずで、訳がわからなくなって（頭がおかしくなったとまで言い出すかも）勝手に縁を切った娘」と、悪口を言われながらも、縁を切って、自分の心を守る。
場合によっては、姉をはじめ、親族に絶縁されることも覚悟。
兄への態度を見ていると、私が悪者にされるのは確実です。
兄は男で、兄を尊重する気持ちが彼らにもあったので、今くらいですんでいるのだと思います。
自分たちより数段格下で、自分たちに仕えて当然の娘が反旗を翻したら、その怒りは凄いことになるでしょう。
私の理想はこうでした。
「程よい距離を保ちながら付き合って、最期には出来る範囲で老親を助けて看取り、子供の仕事を果たす」
親の世話は面倒ですが、これが一番自分でも「やれることはやった」と思えて、平和なんですけど。･･･無理。
うん、彼らはＤＶ加害者だからね。仕方ないね。
私も、腹をくくりました。
