一種の「シンプルライフ指南本」ではありますが、ファッションをメインに扱っている為、私にはいまいち共感できず、でした。
見本のコーディネートは、「さすがセンスいいなぁ」と思うものの、自分もやってみようとは思えず。
だって面倒くさいんだもの。
そもそも、かかとのある靴やストッキングを履く気が全くない=着る服が限られてくる。
今は、時々左ひざが痛いし、
かかとの高い靴は、健康には悪いのだよ、おばあちゃんになって後悔しても遅いのさっ、と言い訳。
(かかとのない靴でもおしゃれは出来るのは分かっています。本当に言い訳)
ただ、動きやすくて、清潔感を失わず、見苦しいほど流行遅れでなく、大衆の中に埋没できればいいのです。
夫婦で話し合って、自分たちに合う生活をイメージ、その実現に向かって生活するやり方などはとても参考になりました。
でも、一番励みになったのは、同年代の著者が、
「体があまり丈夫ではなく、疲れがたまると熱を出す体質」で、無理はしないよう気を付けておられるというくだり。
そうか、私と同じ体質の人もいるんだ~、と仲間を見つけてうれしくなりました。
私はおしゃれにエネルギーは注げないけど、わんこの世話と手芸には励もうと思いました。