シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

義母の死から学んだこと

義母の死で我が家が得たもの

実益は、1万円のみ(--; 
  これも実際には赤字埋めに飲み込まれてしまうでしょう。

手のかかる遺族三人
  認知症の義父
  精神障害二級の義姉と義兄


でも、目に見えないものは、沢山もらいました。

身辺整理開始のきっかけと、常識との付き合い方。

*身辺整理*
 ・銀行口座の整理
 ・金融機関届出印変更
 ・保険の見直し・加入
 ・ずっと保留になっていたお金の現状把握

 ・物の処分
   以前より、捨てられるようになりました。
   死ねば全てゴミ、ってことは、知識としては理解していましたが、
   義母の死で体感。

   物なんて、残っても迷惑なだけです。  
   何十年も大切に残しておいても、私が死ねば全てゴミ。
   それなら、いつ処分してもある意味同じだし、
   どんどん喜んでくれる人にあげたほうがいい。     
   
   写真なども、どんどん捨てよう!に変わりました。
   特に、親の写真は捨てまくり。
   自分たちの旅行写真をわざわざアルバムにして送ってきていました。
   アルバムごとゴミ袋直行!
   以前は、写真を捨てるのには抵抗があったのですが、今は平気~
   これも義母のおかげです*^-^*
   
身辺整理はこれからもじわじわ進めます。

  
常識への見方も変わりました。
葬儀、供養関係は、やる人の気持次第でいいんだ、ってこと。
(遺言があるとか、亡くなった方に信仰があって、その信仰なりのやり方がある場合は別ですが)

葬儀も、東京では既に2~3割が直葬だそうです。
キリスト教イスラム教には、日本の仏教のような「法事」はないらしい。
思い込みで自分を苦しくしなくていい。
  

私達夫婦にとって、夫実家関係の親戚は、「セーフティーネットを兼ねた血縁コミュニティー」ではありません。
なので、無理して付き合わなくてもいいかな、と思う。
義父の死後はお付き合いも自然消滅だろうし、それでいいや。


これまで「当たり前」と思っていたことも、自分の希望と違う場合は、立ち止まって、考えていい。
好きにした場合の利益と不利益考えて、不利益を引き受ける覚悟があるなら、好きにしていい。

考えも変わってきました。ちょっと気楽になりました。

お義母さん、ありがとう、かな?