「もちきれない荷物をかかえたあなたへ」 という本から考えたこと
「7割くらいで十分じゃない?」
回復ステップは、他の著者の本でも大体同じで、こんな感じです。
完璧主義は止めておこうと思いながら、最終的にはそれぞれのステップ9割は出来てるな、と思えないといけないような気になっていました。
義務教育で、全ての教科が9割身に付いていないと進級できなかったら、殆どの人は一生かかっても義務教育が終わらないんじゃないの? とふと思い、自分のACからの回復の基準ってどうなっているんだろう―と考えたのがきっかけで、この考えにたどり着きました。
回復も、OK出すかは自分なので、基準は自分で決めればいいのです。
半分だと、まだまだ中途半端な気がする。
9割だと、”回復”にこだわり過ぎて硬直するよね。
7割前後は出来てきたかな…くらいが自分に丁度いい妥協点のような気がしてきました。
ちなみに、この本での回復ステップは4つ
1.過去を語る
過去の事実を認め、その時の自分の感情を語る
2.過去と現在をつなげる
過去の何が現在の自分にどう影響しているのか、掴んでいく。
現在の自分の課題に焦点を移すステップ。
3.自分の中に取り込んだ信念に挑む
自分が「すべき」「すべきでない」と思っているものを点検する。助けになっているメッセージは
そのままとっておき、自分を苦しめているメッセージはおきかえる。
4.新しいスキル(生きるうえでの技能)を学ぶ
感情を認知し、表現する。
助けを求める。
問題に向き合って解決する。
相手に耳を傾ける。
交渉する。
限界を設定する。
ノーという。
遊ぶ。
リラックスする。
決断する。 などがACに有益なスキル
今はステップ3と4を行きつ戻りつな感じです。
7割でいいと考えれば、1と2はおおむね終了。
3はまずまずいい感じに進んでいるかな、と思いますが、4は”これから”。
対人関係では、この前段階、「まずはジャッジせずに、その場にとどまり、相手と自分とを観察する」が今の課題です。意識しないと、相手の顔や目を全く見ずに話していることが多いです。
ゆるっといくしかなさそうです。