シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

地方には住めそうにないと思った

先日わんこを迎えに行ったのは地方都市。正直、住めないな…と思いました。
ファミレス風のおうどん屋さんでお昼を食べました。
3世代一緒の5~8人グループが多くて、カップル(と言っても、私たちのような中高年夫婦)は少数派。
春休みの祭日だったからかもしれませんが、3世代でちょっと昼ご飯、が日常の世界には住みたくないな…と思いました。
別に、嫌な思いをしたわけではありません。
マナーの悪い人もいませんでした。逆に小さな子供たちが騒ぎ過ぎずに食事をしていて、マナーがいいな、と思いました。
普通に楽しくご飯を食べていただけです。

こう思ったのは、私がACだからです。
3世代で行動する=特に親世代から抑圧されて、自分は楽しくない上に、仮に自分に子供がいたら、子供が何かしたら自分の責任→しつけがなっていないと文句を言われたり、後始末をさせられる…するのは親だから当然として、誰も手伝ってくれない・・・こういう場面しか想像できないのです。
メリットに意識が向きません。
う~ん、病んでいる。

でも、「自分だったらこう思うんだろうな」とか、「大抵の家庭では、女性が抑圧されているんだろうな」とかいう考えが浮かんで苦しくなるので、そう思う機会が今住んでいる場所よりかなり多そうなこの地に住むのは、精神的にしんどそうだから、ダメだな、と思ったのです。
これは、善し悪しではなく、自然に浮かんできた感情だから仕方ない。



そう思っていたら、先日の性的マイノリティの番組で、地方の方がまだ偏見が根強くて、カムアウトできないとか、パートナーシップ条例案が通りにくいとかやっていて、今でも地方の方が保守的なんだな…と感じました。
議員さんが「性的マイノリティに会ったこともないから・・・」と言っていたのも、性的マイノリティの人は一定割合いる(とされている)のに、表に出てこない・自分が接したことがないのは、それだけ自分たち多数派が様々な形で圧力をかけているという発想が欠けていて、がっかり。
場所によらずそういう人がいることは承知していますが、市民生活をよくするために働いているはずの人がこれですか…というか、TVに向かってこういう発言ができる感覚に、何だかな~と思いました。

前の同僚に、私と同じとして子供のいない人がいましたが、実家(地方)に帰ると、身内はもちろん、ご近所さんなどにもあれこれ言われるから嫌だと言っていたのを思い出しました。
都会なら言われないわけではないでしょうが、頻度は違うようです。(たった一人の体験談を聞いただけなので、彼女の実家地方の独特の価値観なのかもしれませんが)