素直に読めば、「世界には自分の思いもよらない生活スタイルで暮らしている人たちがいるんだな～。人間はやっぱり家族（集団）で助け合って暮らすのが基本の動物なんだな～。」な本でした。
写真集としてぱらぱらとめくるだけでも楽しい1冊です。
が、私は「家族」を素直に良きもの、望ましいスタイルとは思えない育ち方だったので、「一見助け合って暮らしているように見える”家族”でも、誰かが生贄になっていたりするんだろうな」とか、ひねくれた見方をしてしまいます。そういう自分が嫌なのですが、無理に変えようとも変えたいとも思っていません。
私の両親・きょうだい・甥や姪が集まることは一生ないんだろうな…と思うと、仕方ないと思いつつも、寂しくなりました。
夫の原家族は、もう義兄しかいませんし。
