シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

「合う場所問題」を同僚の退職から考える

パート薬剤師が一人来月で退職するそうです。

理由は、「老眼で見えないから」
確かに、パート先の印刷物は字が小さいです。
処方箋から会計を出すための入力を印刷したものも、電子薬歴の直近数回の情報を印刷したものも、字が小さいです。
ですが、一包化した薬が間違えていないかを確認するとき、薬の刻印(小さな字で番号や記号が彫ってあったり、薬名が印刷されていたりします)もかなり字が小さくて、見えにくいです。これはどこに転職しても出てくる問題です。
多分、「見えない問題」だけじゃないんだろうな…

数回しか一緒に働いたことはありませんが、作業スペースが狭いとか、店内にかかっている音楽のバリエーションがないとか、色々不満を言っていました。
以前は病院で働いていたので、一つの仕事に集中できたけど、今の職場は、外来患者さんが来たら、中断してそちらを優先します。作業が切れるのも嫌だったそうです。
それも一因で、調剤ミスをしたことがとどめだったらしいです。

あの人にとっては、落ち着いて自分の実力を発揮できる場ではなかった、ということなのかな…。
次の職場は病院にしたそうです。病院の方が合っているのでしょう。



今は人手不足ですぐに転職先が見つかるから、自分の希望を具体化出来て、それと今が違いすぎる時は転職もアリだよなぁ。

私は、「職場に変な人(特に親に似た人)がいないこと」が一番重要で、
 ・在宅に行かなくていい
 ・サービス残業を強要されない
 ・違法じゃないけど良心が咎めることをさせられない
 ・パートにしては重すぎる責任を負わされない
こういうことがキーポイントなので、今のところはこの職場にいようかな、と思っています。

誰かが辞めると聞くと、「いろいろな選択肢があっていいんだよ」と自分に言えるし、自分の価値観を再確認するので、いい機会にはなります。

人手不足に逆戻りは勘弁してほしいんですけど!!