シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

根深いもの

先日の仕事でのこと。
先月下旬に転勤してきたパートさんと一緒だったのですが、
「○○さん(私のこと)とシフトが一緒の日はほっとします~」という趣旨のことを言われて、

「この人は一体何を言っているんだろう?どこかおかしいんだろうか?」

という考えが最初に浮かんできたことにはっきり気づいて、「あぁ、やっぱり私ってこうなんだよな…」と凹みました。

他者からのプラスの評価をそのまま受け取るレセプターが殆どないんじゃなかろうか。
(虐待後遺症で線条体が小さいんだっけ?)

この人はとても感じのいい人で、仕事もできるし、嫌味もないし、私も好感を持っています。
そう言ってくれた理由が、単に、「一人でも人手が多いと楽でいいわぁ」という意味だったとしても、足手まといの相手にはこういうことは言わないわけで、素直に受け取って喜べばいいだけのことなのですが…。
実際、嬉しくないわけではないのです。
でも、”少なくとも嫌われていなくて良かった”とほっとした気持ちはあるようだと感じはするものの、ぼんやりとしか知覚できません。何ともあやふや。

「この人は一体何を言っているんだろう?」という心の声はあんなにはっきり聞こえるのに。

その次には、「この人は何か褒めて欲しいことがあるから、褒めの先出しをやっているんだろうか?私は何を褒めることを期待されているんだろう?」と思いを巡らす始末(^_^;)
私が感じる範囲では、そういう面倒なことをする人ではありません。多分、その時思ったことを言っただけなんだと思います。


こういう自分には以前から自覚があって、もっと素直にプラスのフィードバックを受け取れるようになったら幸福度も上がるだろうに…と思っていますが、そう簡単にはいかないようです。

まぁ、こういう心の動きを観察しながら、その場ではかすかにしか感じられない嬉しい気持ちを1000倍くらいに増幅して表現して返す技は身に付いてきたので、とりあえずは良しとしよう。