シンプルライフへの遠い道

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自分を褒めようキャンペーン

私は自分を褒めたり、OKを出したりするのが苦手です。

一番の理由は、ACだから。
ダメ出しばかりされて育ったから。親から嘲られたり、見捨てられたりするのを避けるには、とにかく親が気に入るように頑張るしかなくて、親の判定基準は一定じゃないから、常に完璧を目指さなくてはいけなかった。
完璧じゃないと見捨てられて死ぬ恐怖が心の奥底に植え付けられてしまっています。
まぁ、彼らは、彼ら側の理由(子供をディスって己のプライドを相対的に保つ、とか)で、嘲るのが目的な時も多かったから、私が完璧でも、あざけりや見捨てられ恐怖が湧くことは避けられなかったのですが、当時は分かりませんでした。
今思うと、親が褒めるって、「お前の望みがかなって私も嬉しいよ!」じゃなくて、「私の基準を満たしたね。よし」な感じで…親は自分のほうだけを向いているから、どんなに頑張って親を満足させても、親の気持ちを向けてもらえなかったので、余計、「次はもっと頑張らないとダメなんだ」と感じていた気もします。・・・さすがにこれは後付けの理由な感じですが。

もう一つの理由は、親と同じになりたくないから。
自分を褒める→相対的に他を下に見る→親と同じ傲慢
こういう単純解釈があって、他人がどうかということと、自分はOKだということは別のことだということが頭でしか分かっていません。
私は割とコツコツ続けるのは得意ですが、それをOKだと思うことは、継続が苦手な人を低く見ることとイコールで、それは、そういう人の中には私にない瞬発力や集中力がある人も結構いるということを見ていないとかなんとか…自己批判のきっかけにしてしまうのです。


こういうことは一度脇に置いて、自分を励ますためにも自分を褒めよう!と思う今日この頃。
よく、「寝る前に、今日良かったことや、感謝したいことに思いを巡らせましょう」という自己啓発の提案がありますが、私の場合は、その前に、「1日1回、自分を褒めよう」が先な気がします。

昨日職場で気づいたのは、今の職場では、同僚や患者さんの悪口や、愚痴を言ってないな、ということ。
まだ働き始めて半年ちょっとで周りが見えてないことや、今の職場のシステム(責任範囲や仕事の進め方)にストレスが少ないことも大きいですが。
言いたくても我慢しているというより、言いたくなるほどのことがないです。
感じないようにしているのか、「まぁ、それはそれ」と切り離すのが上手くなったのかは分かりませんが、今のところ、以前働いていたころのように、夫に「ちょっと聞いてよ!!」と訴えたいネタが少ないです。
そうやって外に出さずに無意識にため込んで、めでたく喘息になっちゃったのかもしれませんが。
トラウマ持ちの喘息有病率は、そうでない人に比べて優位に高いんですよね…。
そうだとしても、「愚痴や悪口を職場で垂れ流さない自分」の方がいいので、よしとしよう。