義父の成年後見人さんから連絡があり、病院側から依頼を受けて、義父の病状説明時に義兄に同席してくださるとのこと。ただ、これは別料金になるけどいいか(夫が払う)の確認でした。
勿論OKで、お願いしました。
以前から思っていますが、日本の病院の旧態依然の親族至上主義は何とかしてほしい。
成年後見人さんは、義父のお金を管理しているので、お金のかかる治療についての説明を聞き、その支出の妥当性を判断するのは業務範囲内と私は考えます。
が、「親族じゃないから」と詳しいことを成年後見人さんには教えなかったりするんですよね…。
近くに息子(義兄)がいるのに、義兄のいない席で義父の治療方針を決めるわけにはいかない、というのは分かりますが、病院側の都合で「(義兄の理解力が怪しいから)同席してくれ」だったり、「親族じゃないから詳しく言えない」だったりするのはおかしい!! と叫びたいっ!
他人じゃだめだから、健常者の次男(夫)を遠方から呼び出すってこともしないんですよね。
うちには電話一つありません。あっても、夫は行かないでしょうけど。
矛盾しまくり。気に入りません。
・・・一緒に説明を聞くのは義兄の成年後見人さんとしての業務外なので、その分の人件費は夫が払うわけだし。
う~ん、この謎な慣習、何とかしたい。何とかしてほしい。
私に何かあったら、”あの”親が、夫の次に発言権を持つのかと思うとぞっとします。
あり得ない!(私が死んでも親には連絡しないように夫に頼んでいるので大丈夫だけど)
「親族だから」とか、そういう一律の区切り方、もう少し何とかならないかな…。
自分のことは自分で決める(だれに託すかも含めて)、それに責任を持つ、という文化が日本ではまだまだ育っていないので、現状こうなんだろうな~。
実際には、良しなには取り計らってくれない酷い親族にかき回されて、しなくていい苦労をしょい込んでいる人もかなりの割合でいる感じがするんですけど。
「育っていない」という言い方だと、「醸成されることが望ましい」という前提ありきになるけど、私はこういう言い方をしたいです。