シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

「人生の秋休み」の後に必要なこと

今月はわんこの三回忌。
身辺整理して再出発するって亡きわんこに約束したけど、断捨離は途中です。

この2年、何やってたのかな~と振り返ると、気持ちの整理とお金の始末。
先日の同窓会で友達と話してみて、「人生の秋休み」を取ることが出来たのは、すごく恵まれていたんだな、と感じました。

友人は研究職で、本当は半年くらいは”成果を出す”ことは休んで、自分がやりたいこと・やれることを整理して、仕切り直した上で決めた研究テーマに没入したいけど、それが出来ないのがかなりしんどい、と言っていました。

休んだり、辞めたりしたら、もう研究職には復帰できない。
予算を取って、自分のポジションを維持するには、コンスタントなあるレベル以上のアウトプット(論文など)を要求される。
モヤモヤしたものを抱えたまま、研究もやって、更に気持ちの整理もして…はさすがに難しい。

これはよく分かります。私もパート、わんこの世話、日々の家事をやりながら、溜まったタスクを処理して現状を整理して、「さて、どうしよう」とじっくり考えることは出来ませんでした。
理論上は、「毎週数時間でも”自分と向き合う時間”を確保すればできるはず」なのですが、出来ませんでした。
時間はひねり出せても、己を深掘りするだけの精神エネルギー、脳の空き容量がなかったです。


こうして結果的に、「目の前の課題をこなしていくだけ」になって、気づいたら、お迎えが来ているのかもしれません。それをすんなり受け入れられる人「人生はこういうものさ」と納得できている人は何の問題もないのでしょうが、「自分自身と対話しながら、自分と正直に付き合って生きたい人」には、モヤモヤした日々なのです。


ここで「あぁ、私はラッキーだわ」になればいいのですが、既にモヤモヤしています。
今は具体的な大きな懸案事項はありません。
原因は「物が多すぎること」。

・親子関係(親は捨てた)
・仕事(とりあえず実際に働いてみて結論を出すことにした)
・お金(整理して現状把握済み。ライフプランもざっくりは考えた…現実は厳しいけど、老後の
    飢え死に危機は回避の模様)
・気持ち(一生付き合っていくしかない)

ある程度、以前の気がかりは整理がついて、残っているのが「物の始末」。
もっとすっきりしたいです。スッキリさせたら、何かが見えてくる気がしています。

必要最低限の日用品と、アルバム1冊に集約された思い出と、軍資金だけ持って、新居にいるような状態になりたいです。

そのためには、断捨離を頑張るしかないなぁ。  頑張ろう。