シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

それは「他人の意見」に過ぎない

わんこロス絡みで、死別カテゴリーのブログを見ることがあるのですが、人間心理の不可解な部分を垣間見ることが多くて、ペットロスカテゴリーとも違うものを感じます。

他者を攻撃する人がちらほらいる。その攻撃の仕方も、「考え方がおかしい、書いていることと行動が矛盾している」だとか、「言葉遣いが間違っている」とか、「前も同じことを書いている」とか、まぁ、色々ある(らしい)。

冷静に書いているようで、私には上から目線オーラを感じるブロガーさんもいます。
例えば、「死別は悲しいけど、いい面(他人の痛みに思いやりを持てるようになるとか)もあるよね。そういうところも見ないと。」だとか、「こういう風に他者排除のように書いているけど、ランキングに参加しているってことは、読んでほしいんだよね?で、読者を選ぶの?」だとか。これは一つの考えだから、〇も×もないのですが、行間から「気付いてない人もいることに私は気づいているよ~(だからレベルが高い)」と思っている感じがして、ご本人の本音は分かりませんが・・ご本人にも把握できていない領域なのかもしれませんが、引っかかります。

同族嫌悪なのかも。

私がここで、「何だかな~」と批判を書いたことに対して、「自分は中に入らずに、俯瞰して、偏りなくジャッジできているような、傲慢な錯覚に酔っているだけじゃないの?」と言われれば、「そうかも」としか言えません。

私個人は、自分のわんこロスから考えると、言語化できる気持ちなどはほんの一部で、自分でも知覚できない、何となくしか存在を感知できない”感じ””気配”のような気持ちの方が圧倒的に多いから、誰かの文章に出ているものは、たまたまその人が知覚できた「今日はラーメンが食べたいかな」程度の氷山の一角の表面に過ぎない気がしています。
そんなあやふやな断片にその人の人となりが現れるのが面白くて、興味をそそられて読むのですが。


「こんな風に考える人もいるんだね」「こういう風に過ごしている人もいるんだ」で終われない何かがあるのだろうか・・・。辛さを何かで紛らせたい気持ちが、他者攻撃などに向くことがあるのかもしれません。
ブログを書いたり読んだりするくらいは、何か辛い喪失があった人たちが集まっている”場”なのだろうから、他とは違うのかもしれません。私には分かりませんが。
趣味やわんこのカテゴリーでこういうドロドロしたものを見かけたことがないから(気づかないだけで、中では色々あるのかもですが)、あれこれ考えてしまいます。


共感することも多いし、
こういう風に日々紛らせながら過ごしているのかと参考にさせてもらうこともあるし、
何だかな~と嫌な気持ちが湧くこともありますが、
いずれにしても「それは他人の意見に過ぎない」と、数歩離れて、巻き込まれないように気を付けようと思います。

これまでもコメントを入れたり行動を起こしたことはありませんが、心理的に引きずることがあるので。