今日はたまたまわんこ仲間に会って立ち話。
昔なじみのわんこたちの訃報をたくさん聞いて、「ご近所わんこの顔ぶれも変わってしまったなぁ」としみじみでした。
わんこ仲間さんに、「道で会って手を振ってもあなたに無視されて、嫌われているのかと思って悲しかった。」と何度も言われました。
あぁ、いつもぼんやり考え事をしながら歩いているからだ。
せっかくアピールしてくれたのに、気づかなくて申し訳なかったな、と思い謝りました。
でも、今後も「ぼんやり歩き」は変えなくていい、とも思いました。
私もわんこ仲間やわんこが好きで声をかけてくれていた人たちとは、わんこ連れでないと気付いてもらえないことが多いですが、気にしていません。
はっきり「目が合った」から挨拶のジェスチャーを送ったのに無視されたらショックですが（さすがにこの経験はありません）、相手が気づかなかったら、それはそれでOK。
自分のアピールには反応してほしいというのが人情だし、そこに価値を置くことの良し悪しはない（個人の嗜好）ですが、
「私が気づかなかったことを後日わざわざ指摘する人と、私は仲良くしたいんだろうか？
出来るんだろうか？」
と自問しました。
答えは、「親しくなれなくていいや」でした。
顔見知りに道で会って、たまたま相手が気づかなかった場合は、自分で何とかしてほしい。
・相手が必ず気づくようにアピールする。（うんと近くに行く、気づくまで大声で呼ぶなど）
・「あぁ、他に気を取られているのね」と諦める
・今後は相手の方が先に働きかけてこない限り声をかけないことにする などなど。
正直、「うざい」。
わざわざ指摘するということは、嫌な思いをしたから今後は気を付けてほしいという気持ちが混ざっているのでしょう。
でも、その人が気持ちよく過ごせるように、私はいつも周囲に知り合いがいないか気をつけながら歩かなくてはいけないのか？
こういう風に、「自分に心地よい状態を作ってほしい。自分が働きかけた場合は、良いリターンがあってしかるべき」と思っている人は、他のことでも同じことを要求するだろうけど、私はそういうのは重くて面倒くさいから嫌いなのです。
相手が気づかなくて、心当たりがないのに「嫌われた」と哀しくなる人は、「相手がにこやかに反応してくれる」のがデフォルトだから（意地悪な言い方をすれば、自分が大事にされるのがデフォルトだから）悲しくなるのか、自覚がないだけで、無意識には相手に嫌われる心当たりがあるかだと思います。
別の場面では、自分にもこういうところがあるから、気持ちは理解はできますが、「悲しく感じる」ことと、「それを相手に後日わざわざ言う」ことの間には大きなギャップがあります。
「相手に指摘する」のは、「陰口を言う」よりは断然いいです。
でも、「相手に改善要求をしている」と解釈するのは私の歪んだ認知なんだろうか？
今回は違うよな～。
「今もペットロスが深刻なの？」とか、「何か悩み事？」
・・・それで気づかなかったの？ とは聞かれなかったし。
あぁ、私が人が苦手なのはこういうことなんだな。
あくまでも自分を基準してしまうからなのですが、気持ち（気づかいや共感、世話）を要求してくる人が面倒なのです。
それは、「もらえたら嬉しいけれど、必ず受け取れるものではない」とわきまえていたいし、わきまえている人とお付き合いしたいです。
有限で、私には不足している貴重な精神エネルギーを、こちらへのリターンなしに貪り奪って行くと私には感じられるから苦痛なのです。
相手から温かい気持ちを送ってもらっていると思えたら、私も喜んで相手に差し出しますが、これはあくまでも主観。
この心のギブアンドテイクのバランスがいい相手＝気が合う人 ってことなのでしょうね。
残念ながら世の中には、他人の精神エネルギーを貪るタイプの人が一定数いて、私はターゲットにされやすい（少なくともこれまではそうだった）から、世に出たくなくなる・・・。
私にとってのこういう人は、「あなたとは精神エネルギーのやり取りのバランスが悪いから、表面的な付き合いしかしたくないオーラ」を出しても通じないことが殆どです。
久しぶりにこの感覚を思い出しました。
修行を積めば対処法が身につくのだろうか？
それとも、体質だから仕方ないのだろうか？
私は、自分の暑がりと、寒さが平気な体質が、努力で変わるとは思っていません。
（更年期や加齢による体質変化で変わることはあるでしょうけど）
う～ん、難題です。
嫌なタイプから距離多くスキルは身につけられるでしょうが、嫌なタイプと接触して消耗する体質は変えるのは難しいだろうなぁ。
