シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

自己肯定感

最近は自己肯定感が以前より高くなったかな?と思います。
専業主婦でいることに引け目を感じなくなったし、専業主婦バッシングに接しても、心の中で反論しなくなりました。

自分の心を支配できぬ者に限って、とかく隣人の意志を支配したがるものだ。  

このゲーテの名言に当てはまらないから、耳を傾けて考えた方が良さそうだ・・・と思える意見があまりないからかもしれません。

もう一つは、年を取って、目標がはっきりしてきたからみたいです。
中年過ぎて、人生折り返し、同年代や年下の訃報に接することが増え、開けていく未来より、人生の締めくくりのステージにいるイメージが強くなってくると、成功や物を得ることより、心の平安により一層目が向くようになりました。
すると、別に仕事で成功している人を見ても、夢をかなえて輝いている人を見ても、「良かったね」と思うだけで、自分を卑下することが格段に減りました。

自分の今後の目標は、「心穏やかに暮らすこと」と「まぁ悪くない人生だったと思いながら死ぬこと」です。これは主観的なものなので、第二の人生輝かせよう!!と張り切る必要は自分にはないな・・・自分が求める方向はそっちじゃないな・・・と分かってきたので、他人と比べるポイントが変わってきたようです。

平安の境地に達している(ように見える)人にあこがれの感情は湧きますが、めったにいません。
ん?と注意を引く人が、どうということはない主婦だったりします。
社会的地位や成功とは全く関係ありません。逆に成功したり多くを持っている人は、忙しくて内省の時間を持てなかったり、「自分はOKだ」と思えるから、私が求めている方向では思考を深める必要がないまま生きていて、”別世界の人”なのかも。

こういう風に思えるようになるということは、年を取るのも悪くないのかも。