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PPI(プロトンポンプ阻害薬)中止後の経過

健康記録。

私は6,7年前に検診のバリウム検査で胃にポリープが見つかり、かかりつけ医で胃カメラ検査を受けたところ、逆流性食道炎と十二指腸炎も見つかり、PPIタケプロンカプセル15mgを飲み始めました。

診断まで、時々胃が痛い以外は自覚症状はなく、PPIを飲み始めても、自覚症状の改善はありませんでした。

その後、年1回の胃カメラ検査を続けてきましたが、服用開始前よりは改善しているものの、炎症が続いていたため、ずっと続けていました。
素人目にも、胃カメラ画像を見ると、「あぁ、確かにこの辺赤いし、ちょっと内出血っぽい斑点もあるなぁ」と分かる程度。潰瘍や、潰瘍が出来ていた跡、胃がんの兆候はなし。
胃のポリープもぽつぽつあるのは変わらず。
毎回、細胞診に出していますが、今のところ異常なし。

PPIは、以前は8週間まで、という制限のついていた薬で、何年も継続服用した場合の副作用についてのデータは出始めたばかりで、長期的な影響はまだ不明点が多いです。

私が一番いやだと思ったのは、「骨粗しょう症」という副作用があるという説。嘘と退けるほど信頼できない出どころでもない話があちこちに。(まだ科学的根拠のある知見ではないのかも、ですが)
祖母二人は骨粗しょう症が原因で、施設入所となりました。女性にとっては、自立した老後の妨げ最大要因の一つ&防げるけれど、若いうちから対処しないと間に合わない病気。

あまり自覚症状がないのにダラダラ飲み続けることに不安が出てきたのと、便秘傾向なのは、胃酸のPHが薬で抑えられていることによる腸内細菌の乱れの可能性もあるな、ということで、
胃カメラ検査前に休薬して、問題なければ薬を止めよう」
と思い立ち、担当医にもそう言って、5週間ほど休薬しました。

昨日の検査で、上部消化器(食道・胃・十二指腸)に問題がなかったので、休薬続行になりました。


休薬を始めてから、便秘はすっかり治りました。食物繊維のサプリ(難消化性デキストリン)も止めました。
私の場合は、便秘の原因はPPIだったようです。
たまに胃が痛くなるのは相変わらずですが、PPI服用中と頻度・程度も変化なし。


胃のポリープがあるので、少なくとも数年に一度は胃カメラ検査が必要だろうから、その時の結果でまた薬を再開してもいいし、とにかくしばらくはPPIは休み~。