シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

相変わらず わんこロス

わんこが亡くなって一年以上経ちますが、未だにわんこロスです。
今はわんこ家計簿をまとめ中で、細かいことを思い出すから、というのもあるのでしょうが、それがなくてもずーっとめそめそしています。
日に一度は泣いて発散してバランスを取っている感じです。
一年前の今頃は、お出かけや旅行の計画を立てたりもしていましたが、今は苦手な夏の暑さも去ったのに、その気も起きません。
小遣い(自分の資産状況)も分かって、「行きたければ、海外に行っても大丈夫」だし、「お金のかかる習い事(乗馬とか)だってやれるよ」なのですが・・・。
鬱々とはしていませんが、チャレンジ精神は湧かず。


落ち着くまでの時間は人それぞれ、と分かってはいるのですが、ずーっとこのままなのかな・・・と心もとなく思うことも多いです。
今はこれでいいのですが、数年後もこのままだったらちょっと困るな…な感じ。
またわんこと暮らしたいけど、新たに迎える気になれないのも、余計寂しい時間が長くなる気がする。でも、気持ちの区切りがついたと実感がないと迎えられません。


あちこちで見かけた言葉を思い出しています。
上野千鶴子さんの言
「夫を亡くした女性は、2~3年で元気を取り戻す人が多い」

わんこ仲間数人の言
「2年経つと”落ち着いたかな”という感じがした」
「2年経って、やっと次のわんこを迎える気になった」

死別についての本の著者
「(配偶者を亡くした場合)一年は再婚しない方がいい・・・気持ちの整理の時間をゆっくり取ってからでないと、次の結婚がうまくいかないことの方が多い」


自分で勝手に「一周忌が過ぎれば」と期待していたけど、どうやら数年はかかるものらしいです。
個人差を考えると、私は長くかかる方だろうしなぁ。

「幼少期に親との健全な愛着関係を築けておらず、その後別の存在(配偶者など)に依存し、その相手と良好な関係を築いていた場合、その相手を亡くしたら、悲嘆が長引きやすい」はあちこちで読んだ言葉。

私のことだ。

「亡くなる直前、つきっきりで世話をしていた人の方が悲嘆が長引きやすい」
「わが子をなくすと元気を取り戻すのに時間がかかる」

切れ切れの情報を集めてきては、「時間をかけていいんだよ」と自分に言うのでした。


最近親の悪夢を見たのも、こういうことを考えることが増えているからかも。
わんこロスが続くのは、直接親に責任はないけど、「あいつらの悪影響か・・・」と負わされたものの重さにげんなりしたり、わんこが元気だったころに開口一番「犬は死んだっちゃろ」と喜色満面で言ってきた父親を思い出して、怒りが再燃したりはしています。