シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

わんこロスとACな私

わんこロスで寂しくなっていると、自分にプラスの声より、マイナスの声が頭に浮かぶことがよくあります。
ACな私・・・自分にとって嫌な声の方が100倍よく聞こえてくる・・・気がする。


親がわんこが旅立ったことを知ったら、
父親は大喜びで、その喜びを隠そうともせず、
「犬の方が寿命が短いからな。」
なんて、幼稚園児でも知っていることを、英知を授けてやるぞ、な口調で言うことでしょう。

母親は、「もう犬は飼わないんでしょ!!」と詰め寄ってくるに違いない。
もちろん、私がまたロスになったら可哀そうだという同情などではなく、自分が自由に私を使うにはわんこが邪魔だから。
関係があったころから、「犬がいるから」とよく断っていたし、現実問題、呼び寄せて手伝いをさせる障害になるから。
「自分は常識も思いやりもある人間だ」と思いたい彼女には、わんこがいると、さすがに「(フルタイムで働いている)婿に世話を頼んでこっちに手伝いに来い」と言うにはよほどの理由(誰かが危篤とか)が必要になってしまうから。

元同僚のSさんは、自分の飼いネコが交通事故に遭った亡骸を道で見つけても、放置して仕事に来て、笑って話すような人。でも、得意げに「私は何匹も見送ってきたから大丈夫だけど、あなたはやばそうね」と言っていた。

・・・・こういうことが浮かんできます。

浮かんだあとで嫌な声を頭から追い出して、
 「喪は人それぞれだから」
 「心のない人の意見なんてどうでもいい」 と自分に言い聞かせ、優しく力づけてくれたわんこ仲間や友人の言葉を思い出したりします。


こういう発想回路を作り変えることが出来るんだろうか?
理論的には可能なのでしょうが、かなりのエネルギーと時間が必要そうです。
自分がACなせいで、わんこロスの時まで余計な雑音に惑わされるなんて・・・本当になんてすばらしい贈り物を両親はよこしたんだろう。返品したい。