シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

貯金は美徳・・・?

好きなブロガーさんは、蓄財に興味はないそうです。「未来は分からないから、今に集中する」のだそうです。
貯蓄をよしとする日本の風潮には違和感があるそうです。

確かに、「老後資金は夫婦で3000万は(持ち家の人の場合)必要」とか、
      「子供一人の学費1000~2000万(食費などの生活費除く)」とか、
お金の不安をあおる情報は多いです。

私個人は貯金する派、ですが、自分が不安症だからで、正直、蓄えがあまりなくても、日々楽しく過ごせる人が凄く羨ましい。
最低限の「もしもの時のおカネ」は、必要だと思うし、あった方がいいと思いますが・・・。
急病とか、大事な人のお見舞いにすぐに行きたいときの交通費とか、人生色々ありますから。
「就職したいけど、面接に着て行くスーツを買うお金がない」とかも困る。

老後のお金も、無年金でないなら、「もらえる年金の範囲で生活する、お金が足りなくて、医療や介護があまり受けられなくても、割り切る」ことが出来るなら、最低限の「火葬費用」「遺品処分費」があればいいと思う。

お金の話でも、結局は、「自分がどういう決断をしているのかを自覚した上で、結果を引き受ける覚悟をする」なら、本人の自由・・・という結論になります。


私は、「十分に手間暇お金をかけてわんこと暮らしたい」、
    「お金が心配で、死に際の緩和ケアを十分受けられないとかは、すごく嫌!」
                                     なので、ちまちま貯めるしかないです。

ここまでは、自分でも納得していますが、
「先々働かなくてはいけなくなった時、仕事が見つかりやすいように、保険半分で働いた方がいいんだろうなぁ。」とまで考えてしまう自分は、あまり好きではないです。

「還暦までは、できれば、小遣い貯金を崩さずに暮らしたい」とかも。
油断すると、「先の不安を減らすために、今を犠牲にする暮らし」になりかねません。


自分の性格に合った、ちょうどいい塩梅に暮らしていくのも、なかなか難しい。