今でも時々親のことでぐるぐるしてしまうのですが、「じゃあ、私は親にどうして欲しいんだろう?」と考えると、「私の人生から消えてください」です。
死んでくれ、ということではなく、私とかかわりのないところで、自分たちの人生を全うしてください、という意味です。しつこく関わろうとしてきたら、「死んでください」に変わるでしょうけど。
あり得ないですが、万一、
「自分たちの酷い言動で、あなたをどんなに傷つけてきたかがやっと分かった。とても反省している。許してくれと言うことすらできないことは分かっているけれど、謝罪だけはさせてもらいたかった。」
こういう連絡があったら、私はどうするんだろう?
老い先の世話をさせるために言っているんじゃなく、本心だと感じられたら?
昔のことを思い出して、怒りや憤りで一杯になったり、今後、私を利用しようとするに違いない、と暗い気持ちになることからはやっと解放される、と思ってほっとできるかもしれません。
でも、もう遅い、です。
彼らの謝罪や反省が本物だったとしても、
「あなた方の謝罪は受け取りました。過去を反省しているあなた方には、私が、あなた方とはもう関わることは出来ないことにもご納得いただけていることと思います。遠くから、幸せをお祈りしています。さようなら。」
これが精いっぱい。
自分の気持ちがここまで来ているなら、姉ともめたくないとか、親戚が何か言って来たら嫌だとか、そういうことは、もう諦めて、受け入れるしかないなぁ。
でも、やっとここまでたどり着いたんだなぁ、とも思う。
いつもそばにいてくれたわんこあってこそ、の道のりでした。