シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

とにかく毎日2時間座る

座ると言っても座禅ではないです。
こちらもミニマリストの本にあった言葉。

著者は、もともとやりたかったこと(小説家になること)の為に生活を変えていく中で、小説家に直接会って、どうやって小説家になったのか話を聞く場面がありました。
その小説家さんの言葉。
「電話・ネット・TVなどに邪魔されない環境で、とにかく2時間毎日座る(執筆する)。気が乗らない時でも、言葉が浮かんでこない時でも、とにかく椅子に座る。続けていれば、言葉が浮かんでくるようになる。」

ほぅ、ほぅ。納得。
以前、千日回峰行を二度満行した高僧も、「やると決めたら、ごちゃごちゃ考えず、とにかくやるだけ。」と言っていました。細かい部分は忘れましたが、何かをやり遂げるには、毎日同じ時間に同じことをするのがいい、と言っていた気がします。

本当に何かを成し遂げたり、一流になるには、コンスタントに努力しないと身に付かないし、完成もしないよな・・・。
気が乗らないとか、体調がちょっと・・・なんて言い訳しているときは(本当に具合が悪いなら、治す方が先決ですけど)、結局は本気で取り組んではおらず、やりぬけないってこと。

前述の高僧は、一度目の満行の後、「さて、これからどうするか」と考えた時、何かつかみ切れていない、やりぬけていないところがある気がしたので、「もう一度千日回峰行をやろう」と思ったそうです。
地に足の着いたやり方でしっかり取り組めば、自然と、「次」も見えてくるってことなのでしょう。

中途半端に時々手を付けているだけなのに、夢に向かって進んでいる気になっても、実際には、「これは自分には合っていないから、(夢だと思っていたけどどうやら違うみたいだから)ここで止めよう」と納得して決めることも出来ずに、気が付いたら棺桶に入ることになるのだと思います。


さて、自分は?
取り組みが中途半端だから、何がしたいのかもはっきり見えていないようです。
いずれはわんこと暮らしたい、今見えているのはこれだけ。

手芸が好きで、ずっと続けたい気持ちはあるけれど、本腰入れて取り組むのか・・・先生になるとか、賞を取るとか目指すのではなくても、もうワンランク上の完成度を目指したいのか、単に趣味で楽しめればいいのか、自分でもよく分かりません。

ちょっとはまじめに取り組んでみる必要がありそうです。