「あるミニマリストの物語」にありました。
「20分以内に買いに行ける、20ドル以内のものは基本捨てる」というもの。
(もちろん、使っていて必要なものは捨てません)
断捨離に勢いをつけるにはいい基準だな、と思います。
私の場合は、「再入手可能で、千円以下だったら」かな?
大々的に物の処分をした人が口を揃えて言うのが、「捨てて後悔した物はない」。
あるいは、「捨てたのは失敗だった」としても、大抵は代わりの物を入手可能で、捨てたものに執着して、眠れぬ夜を過ごした、なんてことはない、というもの。
私も今まで捨てたもので、今でも時々「取り戻したい」と思い出すものはないです。
「あ~、あれは思い切って捨てちゃったもんなぁ。」と思い出しても、じゃあ、取っておいたら良かったかといえば、そうではないです。
後悔って、何か物質を捨てたことではなくて、
「あの時、友達に余計なことを言って傷つけてしまった。」
「勇気を出して手助けを申し出ればよかったのに、出来なかった。」
など、自分の言動に関することだし、
欲しかったのに・・・と諦めつかずにぐずぐず思うのも、
「幼い時の親の愛」だったり、物質ではなく、気持ちだったりします。
親が誕生日やクリスマスにプレゼントをくれなかったことなど、悲しい思い出ですが、それも、欲しいおもちゃが手に入らなかったことよりも、自分が愛されている証が欲しかったんだな・・・と思いますし。
断捨離二周目では、迷ったら、「また買えばいい」物は出来るだけ手放そう。