シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

あした死ぬかもよ?  ひすいこたろう著

よくある「後悔のない人生の為に」な本。今後を考える参考に読みました。
色々な本からの引用が多く、まとめサイト的な本で分かりやすかったです。

「死ぬ前にやりたいことリスト」を実行しよう
余命宣告されても、あなたはそれをやりますか?
望みがすべて叶った自分って、どんな状態?

こういう問いは、自分でも時々考えるのですが、

「これが最後と思って、丁寧にやろう」 は心がけることリストに加えました。
わんこがいよいよ弱ってきたとき、「これが最後の散歩かもしれないから」と、同じところを10分以上うろうろしても、出来るだけ付き合いました。
歩くのが遅くなって、信号に間に合わなくなりそうな時も、掛け声かけて励ましたり。(引っ張ることはしませんでした)
そうして良かったと思うし、仕事を辞めて、こうできる環境を作っておいたのも良かったと思います。

夫とも、「いつ死ぬかわからないから、行けるところには行っておこう」と話しています。
たまに聞く、「定年後に夫婦で旅行しよう」と言っていたのに、病に倒れ・・・になる場合もありますから。


「自分の墓碑銘は?」とか、「自分の死亡記事に何と書かれたいか」などは、どうしても他人の目(他人の価値基準)が視界に入るので、私は好きではない問いです。
どうしても、多くの人が見て分かる何かを成し遂げないといけないような気がしてくるのです。
別に、「あれだけやりたい放題やったら、満足だっただろうね。」と言われたいと思ってもいいのでしょうが、他人の顔色をうかがうACな自分が出てくるので、「こういうことは考えなくてよろしい」と自分に言っています。


死ぬ時は、ほとんど物を残さず、すっと消えていきたいなぁ、が私の希望です。
そのための身辺整理、頑張らないとね、と再確認しました。