わんこが亡くなって、悲しく寂しいのはもちろん、「これからどうすればいいんだろう・・・。社会的に孤立して、鬱になるかも。」という不安がよぎります。
「その時が来れば、どうすればいいか自分には分かるはず。」と言い聞かせています。
去年パートを辞めて専業主婦になってからは、わんこ一色でした。
今年になってわんこの通院が週2回になり、手作りごはんになり、あれこれ情報を集めたり、少しでもわんこに負担のない環境にしようと除湿器買ったり、換気ダクトの掃除に来てもらったり・・・と何でもわんこ優先でした。
買い物も、わんこを留守番させずに済むように、夫が帰ってきてから行っていました。
日ごろ接するのも、お散歩中に会う、わんこ仲間や、声をかけてくださるわんこ好きの方、動物病院のスタッフさんなど、これまたわんこつながりがほとんど。
なので、わんこが亡くなると、人とのつながりもなくなってしまいます。
もちろん、それも覚悟で仕事を辞め、再就職もしませんでしたから、こうなることは去年から分かっていました。
今後のことは不安にはなりますが、多分、大丈夫。(と自分に言い聞かせる)
パートを辞めた時も、暇を持て余したり、人との接触が減って落ち込むかも、と思いましたが、杞憂でした。
逆に不要な職場のストレスが無くなって、幸せ度アップ。
気持ちが落ち着いた頃、人恋しくて寂しくなったら、友人たちに会いに行けばいい。
わんこのお世話の心配がないので、旅行がてら遠方の友人に会いに行っても、友達と旅行に行っても、夫は文句は言わないです(と言うか、私の落ち込みを心配して、「落ち着いたら行ってくれば。」とすでに言っています。)
単発の教室に行ったり、何かの集中講座にガッツリ通ったり、「わんこの留守番時間を考えると・・・」と興味を持っても、深く見ずにいたことに目を向けてもいい。
家にいたくない&頭を白くしたいなら、短期の単純肉体労働のバイトしてもいい。
意外と、私のようなおばちゃんでもOKのバイトは世にあるようです。
パートの仕事を探してもいい。
ボランティアやってみてもいい。
その前にやりたい大仕事があります。
ごんおばちゃまの著作名になりますが、「いつ死んでもいい片づけ」
片づけておくことの大事さ、実感しました。
わんこが亡くなる直前に、引き出しを片付けたおかげで、遺影に使う写真はすぐに決まりました。
私が年末入院した時にお守りに持って行った、お気に入りの1枚です。片付けのおかげです。
ゆるりまいさんが、著書で、祖母が亡くなった時、ミニマムライフで片付いているから、亡骸を自宅に安置して、弔問の方が来ても恥ずかしくなかった、と書いていましたが、我が家はその逆(^_^;)
片づけていなかったせいで、葬儀会社のスタッフさんが迎えに来てくれたとき、最低限恥ずかしくないように・・・と慌てて片付ける羽目に。
5月にわんこのごはんやおもちゃなど、一通り整理して寄付しておいたおかげで、これからのわんこの遺品整理や寄付への仕分けの精神的な負担は少し少ないです。
大切な家族を見送った経験のある友人が、「悲しい時は、掃除と手仕事だよ」と教えてくれました。
気持ちの整理は、「今日でステップ1を終了させる」というわけにはいきませんが、片づけは、「今日はこの棚」「今日は古い手紙」と自分で決めてやれるし、気もまぎれるので、無理のないペースで、今度は必ず最後まで、やろうと思います。
「まぁ、こんなものかな」
「いつでも引越しできるね」
というところまで物をスッキリさせて、
「いつ私が死んでも、あれこれ情報が分からずに夫が困ることはないな。」
「我が家のお金の状態はこんなだね。把握できているから、”出来る範囲”が分かって安心。」
こういう状態になってくれば、自然と次にどうしたいか見えてくるでしょうし、
一区切りつくころには、わんこを亡くした悲しみも、少しは癒えている・・・といいな。